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この世に無駄は無いような気がする
とは言いながら、私自身は随分と無駄な人生を歩んできたような気がしないでもありません。 無駄の「駄」を調べてみました。 のせる、つむ、はきもの、荷役に使うだけで乗馬に適さない所から、転じて、そまつなもの。 駄馬・・・荷物を背負って運ぶ馬。 駄々・・・幼児が甘えてわがままを言う事。むずかる。 駄作・・・つまらない作品。 悲しいかな、有難い表現はありませんが、考えてみましたら決して否定をしている訳でも、良くないことでもないですよね。 駄馬がいなくて良い訳はありませんし、 幼児が駄々をこねる事も大事な意思表現ですから成長にとってはなくてはならないものです。 駄作があるから秀作があるわけで、もしかすると駄作が極めて素晴らしい作品になることだってあり得ます。 ですから、無駄はなくていいものでもありませんし、意味合いから言っても大事な存在である事が伺えます。 決して無駄の存在を否定しない生き方こそ大事かもしれませんよね。 「無から有が生じる」と昔から教えてもらっていました。 仏教でもそうですよね。無の大切さを教えてくれます。 無駄は無駄そうに見えても、意義深い人生はその積み重ねにこそ招かれるもののような気がします。 過去の無益、無駄な人生が今の私の人生を作ったことに想いが馳せる時、そんな無益、無駄な過去が愛おしくさえなるものです。 これからも大いに無駄を経験するのでしょうが、無駄の上に咲く花々こそ美しく、人をなごませてくれるものです。 『自分の心に描く夢の実現に向かって努力する時、普段なら思いもよらぬ、成功が得られる。 空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。 楼閣は空中に建てるものだ。 さあ、その下に土台を建てよう。ソロー思想家』 『人生、3つの道。寄り道、脇道、回り道。忙しくても、きちんと留まるところは寄り道をし、華やかな道でなくても、脇道を通らなくてはならない時もあり、近道をと願って無駄が多くなることがあるように、労を惜しまず、回り道をする。寄り道、脇道、回り道、人生の道ですね。』 『何を始めるにしても、ゼロからのスタートではない。失敗や無駄だと思われたことなどを含めて、今までの人生で学んできたことを、決して低く評価する必要はない。カーネルサンダース』 『最も無駄な日とは、一度も笑わなかった日のことである。セバスチャンチャムフォート』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.07 15:24:17
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