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「竹島問題」と「国と民との契り」 ~ 2011 日本縦断旅行より
今回、2年ぶりの帰国で大韓航空のKE002便で帰国したのですが、快適なエアバスの装備と5人程乗務していた日本人CAのサービスとは裏腹に、機内にあったこの航空会社の機内誌にショックを受けました。 大韓航空の機内誌「MorningCalm November 2011」の表紙 大韓航空の機内誌「MorningCalm ? November 2011」に掲載されている大韓民国(だいかんみんこく、韓国語: ????)の地図 大韓航空の機内誌「MorningCalm November 2011」に掲載された「竹島」の所有権に関する韓国政府(www.dokdo.go.kr)の広告(1877年に明治政府が当時のJoseon Dynastyに竹島の帰属を認めた、と記載されています。) 明らかに一方的な政府の主張を国際線の機内誌に載せるのはおかしな事で、既に何年も前から日本政府は「竹島」の問題について国際的な調停を求め提訴していますが、それに対して韓国政府は正面から全く応じていません。 そんな状況の下、このような文書を一方的に韓国側から英文で掲載しているのは大きな問題だと感じ、この度、ブログに掲載する次第です。 日本の某政治家のように「(日本は)日本だけのものではない」と言う高邁な思想に辿り着いた感傷的、哲学的な論理は判りますが、現実に民との「安全と福祉」を無視した政治姿勢は民が選んだはずの政治家は決して取ってはいけない態度です。 与党は公僕を批判する前に「安全と福祉」と言う最も重要な「物差し」を数ある政策の物差しの中で、絶対に失わないようにしなければならないと思います。 なぜなら、民はこの「安全と福祉」と引き換えに「自由」を捨て、政府と言う組織の為に税金という名の年貢(=義務)を納めるよう強制されているからです。(アメリカではこの税制、国との取引を違法とし運動している人々も居ます。) この観念が米国民の一部では根強くあり、アメリカの連邦政府とは違う独自の州法でその住民をまとめている州が数多くあります。 また、この「安全」こそが政府との契約の核であると言う概念から、911テロなど民の安全を失った政府への信頼を疑う米国ライフル協会のように、武器の携帯を禁止しようとする連邦政府に対抗し、自らが武器を持って家族を守る権利を守ろうと言うグループも存在します。 今の日本では考えられないことですが、帯刀禁止令の前には日本人の侍は家族と自身、臣下を守る為の武器を持っていました。 身を守ること=攻撃への絶え間ない待機と言う緊張感を失った時、その国家は終わるのでしょう。 自分の身は自ら守ると言う基本的な事が近代では忘れられてしまったように思います。 敗戦後、戦う事に封印を押された日本。 日本の戦国時代のに生きた人々の血の流れる歴史と葛藤を想像すると、また生きる為に必要な眠っている日本人の強いエネルギー、そしてそこから、生きる目的が明確な形で網膜ではない新しい脳幕に映され見えてくるのかも知れません。 (2011-11-11) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 29, 2012 02:51:38 PM
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