パラリンピック:4連覇に挑む 柔道・視覚障害の藤本選手
来月6日に開幕する北京パラリンピックの柔道(視覚障害)男子66キロ級で、徳島市の藤本聡選手(33)が前人未踏の4連覇に挑む。アテネ大会で3連覇を達成した後、一度は柔道着を脱ぎ、復帰後初の世界選手権で初めて1回戦負けの屈辱を味わった。「自分が勝つことで障害者柔道を広めたい」。挫折を乗り越え円熟味を増した柔道で、栄冠を目指す。 先天性の視神経異常で視力が弱かったが、5歳のころ、父の勧めで柔道を始めた。中学生の時に左目の視力を完全に失い、右目もわずかに見える程度に。それでも「障害者だろうと健常者だろうと関係ない。投げた人が勝ち。それが柔道」と、健常の選手と一緒に練習に励んだ。HPのつづき・・・2008年8月26日 毎日jp(毎日新聞)パラリンピックとは、国際パラリンピック委員会(International Paralympic Committee、略称IPC)が主催する身体障害者を対象とした世界最高峰のスポーツ競技大会です。オリンピックと同じ年に同じ場所で開催されます。2004年のアテネ大会から夏季オリンピックと共同の開催組織委員会が運営します。戦争で負傷した兵士たちのリハビリとして「手術よりスポーツを」の理念で始まりました。もともと、IOCとは全く関係がなく、オリンピックとは開催地が異なっていましたが、ソウルオリンピック以後、オリンピック開催後に同じ場所でパラリンピックを開催することが義務付けられるようになりました。2008年の北京大会からはオリンピック委員会との関係は強固なものとなります。「パラリンピック」の名称は、半身の不随(paraplegic)+オリンピック(Olympic)の造語ですが、半身不随者以外も参加するようになったため、1985年から、平行(Parallel)+オリンピック(Olympic)で、「もう一つのオリンピック」と解釈することになりました。オリンピックと違いパラリンピックには障害の度合いに応じた階級が存在します。たとえば、肢体などの障害の場合は「LW」や「LC」等の競技ごとの記号+度合いを数字で表します。障害種は「運動機能障害」「脳性麻痺」「切断など」「視覚障害」「聴覚障害」があります。私も健常の頃は、パラリンピックの存在すら知りませんでした。障害者になって存在は知りましたが、今でも特に有名な・特別に応援する選手はいませんが、期間中は彼らの為にも応援をお願い致します。