misty247

　「好きな日本の女優さんは？」
　よほど有名か、お気に入りにならなければ、いつまでたっても俳優の名前を覚えられない。いつもそのようにボケっと映画を見ている私である。そういう私が、好きな日本の女優さんは？と聞かれて、まず念頭に浮かぶのは、蒼井優。

　出演映画『百万円と苦虫女』のときはボケっと見ていた。最初に惹かれたのは『FLOWERS -フラワーズ-』だ。当ブログの試写会レポに書いた気がするけど、花嫁姿で桜の舞うなかを通るシーンの美しさは忘れ難い。まぁ、あのシチュエーションに置かれては、そこそこな美人なら誰であっても息をのむ美しさに染められよう。
　『雷桜』の優ちゃんはよかった。個性的な魅力が引き出せているなぁと思った。ところで、この映画のなかでの優ちゃん、低い声が粗野な暮らしに似合っているけど、どこまでが地声なのか。今も気になっている。
　最近では『るろうに剣心』。でもこの作品中での優ちゃんはいまひとつだった。ボケっと見ていたので、終わってから『えっ、あの役が蒼井優！？』とエンドクレジットで気付く始末。『使い方、悪いぞぉー』といいたい。
　武井咲は普通だったけど。(咲で"えみ"って読むのか。今初めて知った。^^;)　武井咲といえば、『FLOWERS -フラワーズ-』の蒼井優の花嫁姿に勝るとも劣らない秀逸シーンを知っている。そう、『愛と誠』の「あの素晴らしい愛をもう一度」にあわせての歌唱シーンだ。あのシーンは忘れ難い。ミュージカルは全く受け付けないカテゴリーだが、これをみて、ミュージカルというものを少し見直してしまった。
　もう一度見たいなと思って検索したら、こちらにあった。(突然この世界に入り込む、そのチェンジが効いてないから、魅力半減だけど……)

　少し前、図書館で借りて読んだ。
　『今日もかき氷』蒼井優著 (マガジンハウス)
　蒼井優は大のかき氷ファンで、冬でも全国各地のかき氷を食べ歩いているらしい。その写真が満載。女優だから写真は映える。さらに、目の前のかき氷を心底美味しいと思って食べているのだから、その表情には見る者を有無を言わさす引き込む力がある。この本に触発されて全国に「かき氷女」がはびこっているのだとか。
　紹介されているかき氷屋さんに行ってみたいなと思いながら、いつもガリガリ君をがじっている。ランニング途中に立ち寄ったコンビニの前で。
　私は「今日もガリガリ君」。