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misty247

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2012.10.29
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 『全国トレランコースガイド』鏑木毅著 (エイ出版社) を図書館で借りてきて、いま読んでいる。数分の小刻みな時間が取れそうなときに持っていき、パッと開いたページを読んでいる。息苦しい地下鉄の車内でも、想いはトレイルを駆け巡っている。
 出版社のページはこちら

 豊富なカラー写真と、詳細な情報、多色刷りの見やすさと工夫されたレイアウト。ガイドブックとしてレベルの高いものであることはパラパラとめくれば一目瞭然。取り上げられているコースはどうかと、ある程度判断のつく「紀州・関西エリア」を見れば、熊野古道(伊勢路)・熊野古道(小辺路)・京都一周・ダイヤモンドトレール・六甲山・氷ノ山と、知名度高く明瞭で満足度の高いコースが選ばれていた。全国で50コースを紹介している。もう50を集めれば、日本百名山のように日本百名トレランコースという本が出来そうな感じである。
 コース近辺の観光、温泉・グルメ・名所についても手がかり程度に情報を添えてくれてある。遠出して山に登りにいく旅行があたりまえなら、遠出してトレランをして帰ってくるという旅行も普通でしょと、この本全体がそういうスタイルをガイドしているようでもある。

 そして内容の充実度にも増して注目してしまう点は、著者が鏑木毅氏という点だ。

 ある雑誌に連載されていた氏の頁には、毎回一枚のトレイルランの写真が載せられていたが、そのランナーは鏑木さんではなかった。『これはないよなぁ』と思っていたファンは(私もその一人)、この本で満たされるだろう。全部が全部そうではないけど、北海道から九州まで、写真のなかで走っているランナーは鏑木さんが基本なのである。『やはり、こうでなくっちゃね』
 巻頭の見開き写真は、中央アルプス千畳カールの上の稜線を駆ける鏑木さんだ。『これ、やってみたかった!』 出だしから写真に共鳴して、私は一気に引き込まれた。巻末のトレイ湯ガイドは女性ファン必見!? 野湯につかる鏑木さんの写真も多数あり。

 それと写真の撮り方の勉強になった点も書き添えておきたい。
 トレイルで集合写真を撮る場合、場所が狭く、ひな壇状に並べないときがよくある。そういう場合、どういう納め方をするか。コース脇に寄って一列にとか、交互に左右に傾いてとか。トレランらしいな、と思わせる写し方が盛り沢山で、これは思いがけずよい教科書になった。

 レイアウトはこんな感じ。
 コース図と高低差と標準タイム。紹介文と写真と関連情報が見開き一頁にまとめられてある。ボリュームのあるコースは倍の4ページが使われる。

20121029全国トレランコースガイド





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Last updated  2012.10.29 17:13:19
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