テーマ:☆花火大会☆(1225)
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水のきれいな地方の、山の麓に住む人が、こう言った。
「あれはすごかった。びっくりやね」 なんの話かというと、ホタルの乱舞である。その時期となれば、蚊も蛍も同じ数ほど飛んでいそうな所に住んでいる人が、たまげた表情をつくって言うのだから、これには惹きこまれた。「もう山全体が光ってる感じ」 私は一般の人よりも、深いところまで、遅い時間まで、山に踏み込める自信がある。夜を徹して山道を走るイベントに参加しようと思っているぐらいだから。 場所と季節さえおさえたら、私も見れる。いつか見に行こう。 と決意して、まだ果たせずにいる。 蛍の舞う短い季節は、毎年あっという間に過ぎる。 蛍はまた見逃したけれど、今年は素晴らしい花火をみた。 岸和田港まつり花火大会である。 港とつく通り、この花火大会は海の近くで催される。花火の打ち上げ場所は、運河を挟んで対岸の埋立地に設けられる。観客は、見通しのよい海越しに、地上からあがりはじめる瞬間から花開いて夜空に散るまでを、間近に眺めることができる。 今年初めて見たが、一番お気に入りの花火大会になった。 会場手前は工場地帯。倉庫の屋根に登って眺める人たちも多い。 演出もなかなか。音、光、色、形。これらで奏でる大規模なシンフォニー。 このカメラには花火モードがないので、夜景モードで撮ってみた。 花火の光はかなり強く、夜景モードではオーバーに。 黒い布で露光を加減しながら撮るのが、技の一つなのだとか。 この写真は夕焼けモードで撮ってみた。 シャッター速度と露出のバランスは悪くない。 これから花火は夕焼けモードで撮ることにしよう。 でも少し赤っぽい。夕焼けだから赤くしてくれてるのか。 これって捏造? 私の赤色は、あなたの赤色と同じとは限らない、とかなんとか。 そういうクオリアの話があったっけ。 そういう視点からだと、 夜景モードの赤色と夕焼けモードの赤色が違って、それで何か問題ある? で終わりそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.07 13:10:55
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