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カテゴリ:横浜の坂
横浜山手は、山手本通りとワシン坂の尾根沿いに形成されています その尾根に続く坂道は、元町側・新山下側・本牧側からとたくさんあり 名前のある坂や調べても不明のものまで数えきれません この辺りは、かつて居留外国人達からブラフ(切り立った崖の意味)と呼ばれ 崖上にあって、ブラフ積と言われる石垣や ブラフ溝のような石造側溝が残っていて 坂道のそこかしこに居留地時代の面影を見る事ができます 高級住宅地として知られる横浜山手ですが この坂を登り降りしなくては毎日の生活が成り立たず 狭い坂や階段状の坂は、徒歩のみの利用しかできません お歳を召した方には、100段はゆうに超える坂は さぞかしキツかろうと思うのですが、毎日の習慣なのですね ゆっくりではあるけれど、休みなく登られる姿には敬服いたします
さて私、やじ馬は辛い事が大嫌いなのに好奇心旺盛 この坂を登った先に何があるか見たいが為の一心で(笑) 数か月前から、色々な方向から登り初めまして 途中、脇道があれば入らずにはいられず、結局思ってもみない 場所に辿り着く事もあったりしましたが… そんな山手に続く坂を何回かに分けて紹介します~
今日は、元町散策された方なら1度は通った事があると思う 谷戸坂~表と裏があり、裏は途中左手に別れフランス山沿いに登る坂 昔の地図を見ると、この辺りの地名に名が付いていますので 名前の由来はここからきているのでは?と思われますが… フランス山公園の交差点から入る坂で、古くから栄えていました 居留地時代の写真を見ると、大きな洋館や家が立ち並び賑やかな様子に 今は当時とはだいぶ変わったことがわかります 谷戸坂(表):元町側から見て 谷戸坂(表):元町側を見て
坂の途中にある江戸千代紙・いせ辰 店の前を通っても裏坂に出られます 看板は猫の絵~表と裏の絵が違います(これは裏の絵)
谷戸坂(裏):ブラフ積の上はフランス山です、坂の上部は階段です
左:谷戸坂の表と裏の合流地点(左:表 右:裏) 右:フランス山入口
港が見える丘公園の少し手前の信号で合流する表と裏の坂ですが フランス山に入る門の脇で合流すると言った方が良いかな?
港の見える丘公園前を通り過ぎ、向かいの道を行くと ワシン坂へと続きます~ 次は、見尻坂、貝殻坂です~
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