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カテゴリ:横浜の坂
山手に続く坂も、元町・石川町側からは今回が最後になります 地蔵坂の隣の打越坂とそこから分岐する 牛坂・猿坂・清水坂と打越坂の隣の遊行坂です
打越坂(牛島坂)は車橋から緩やかに登り打越橋をくぐって 本通りの山元町にでます 坂道の中程が打越の街区となっていることから、その名がついたようです 山が削られて「切り通し」の坂道となったのは 横浜市電を通すためでした(長者町線 日の出町~山元町間) 坂の途中に 猿坂 という名の 停留所があったといいます
アーチ型が美しい打越橋(坂途中から) 坂上の山元町から
打越坂に入ってすぐ左手に分岐して登る坂が牛坂です この辺りで牛が飼われていたからとか 牛のようにゆっくりとした歩みでなくては上り下りができない 急な坂だったからとか…色々な説があるようです 本当、この坂は結構足腰にきます~聖坂クラスかな? この坂は共立学園の脇を通り、打越橋の通りにでます 階段もキツイけど急な坂って…スキーで滑るにはちょうど良い斜度!
牛坂の入口から少し打越橋寄りの交差点にあるのが猿坂です 曲がりながら、辿り着くのは牛坂と同じ場所です この辺りの台地を猿山といったそうです
打越の信号から入ります 途中数回曲がります~真っ直ぐ行くと民家です
打越坂の途中右手に打越の霊泉といわれる湧水があります 開港時には港に出入りする船の給水に用いられたそうです 震災や空襲の際、この湧水で多くの市民が助かったといいます この打越の霊泉から打越坂沿いに登り、打越橋の通りに出るのが 清水坂でこの辺りの台地を牛島山といったそうです
打越の霊泉:今でも汲みに訪れる人が多い 清水坂
そして、中区(石川町)と南区(中村町)の境にある遊行坂は山元町へ続きます
この坂までを、元町・石川町方面から山手に続く坂とさせていただきます まだ、新山下と本牧方面から山手に続く坂が たくさんありまして、この先まだまだ続きます~
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