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May 13, 2010
カテゴリ：帰省
帰省するたび必ずおこなう事・・・墓参りです まず、親族の眠る菩提寺へ
ここの奥さまは、友人でもあります 前回の帰省の時の記事はこちら
次は、祖母のお墓のあるお寺へ
このお寺は、田舎の鄙びた雰囲気があって好きです
祖母は、当時では珍しい職業婦人で 女手ひとつで5人の子供を育てたスーパーウーマンでした
前回帰省した以来なので、8か月ぶりです
そして、40代で亡くなった無二の親友のお墓 彼女は、このお墓を建てて数年後に亡くなりました
高校時代の同級生で、短大を卒業後 偶然にも田舎の小さな幼稚園で一緒に仕事をし 生活も教員住宅で一緒でした 彼女とはとても気が合い、お互いの部屋があるのに いつも寝るまで居間で一緒に過ごした事を覚えています 考えてみれば24時間(正確には寝る以外)一緒にいたんですね～ 彼女は、体育会系のスポーツ万能に加え、歌うことも好きな とても明るく楽しい人、いつも笑っていました
数年後、私は結婚し退職しましたが 彼女は、ずっと仕事を続け独身でした
30代後半から色々な病気に悩まされ、手術と入院の繰返し 彼女のお母様から、もう永くはないと知らされた時のこと お見舞いに行った翌朝に亡くなったとの電話で あたりも気にせず泣き崩れたこと・・・ 今でも思い出すたび胸が苦しくなります
彼女とは余りにも思い出が多く 暫く、受け入れられない自分がいました
帰省のたびにここに来て、お墓の彼女に話しかけます その後、一人暮らしをしている彼女のお母様に会いに行くのが日課になりました 仏壇の上に飾られた彼女の写真は、あの当時のまま微笑んでいます 目を瞑ると思い出す顔は、いつも笑っています 生きていてくれたら・・・今の私に何と言ってくれるだろうか
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