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むつ市大湊にあるJR大湊線の終着駅 大湊駅 は 一つ手前の 下北駅 が本州最北端の駅であるのに対し てっぺんの最終駅 というネーミングがつけられています 駅内には下北半島の公民芸品の展示コーナーが ありましたのでご紹介させていただきます 青森ヒバ籠 青森ヒバ(Wikipedia):秋田杉 木曽檜と共に日本3大美林として知られ 国内の8割が青森県に蓄積していて 200~300年の長い年月をかけて大木に成長します 材の特徴は、年輪が緻密で湿気や腐れに強く 極めて高い耐久性と特有の天然成分ヒノキチオールを含むヒバ油は 防カビ・防腐・防虫・防臭効果や鎮静効果にも優れていることで 建築材以外にも多岐に渡って利用されています 青森ヒバ籠は、むつ市大畑在住の柴田円治さんの作品です 約40年間にわたって青森営林局大畑営林署に勤務し 大正末期から行われてきた「天然青森ひばの調査研究」の ための試験林の巡視業務に携わってきました 平成5年に定年退職した後も長年の功績が認められ 丸太の樹種 太さ 長さ等を調査する等級確定の検知業務に従事し 「森の名手」として活躍してきました 青森ヒバの特性を知り尽くした柴田さんが 20数年前製材した際にでる端材の有効活用を考え 試行錯誤を繰り返して誕生したのがヒバ籠です 日本の籠の故郷 と言われ、その業が門外不出として大切に守られてきた 岩手県一戸町鳥越出身の父親の手業を見て覚えていたノウハウを生かし 青森ヒバをテープ状に削り編み上げたこれまで誰も挑戦したことのない オンリーワンの民芸品です 新たな可能性を見いだした柴田さんの功績が認められ 全国観光土産品連盟主催「第48回全国推奨観光土産品審査会」で 最高賞の経済産業大臣賞を受賞しました ~まるごと青森から引用~ 大好きな青森ヒバを甦らせてくれた柴田さんを尊敬しますっ 出来れば弟子入りさせていただきたいです! 青森ヒバ工芸品 青森ヒバは、建築材として優れた木材ですが 上記で述べたように効能がたくさんありますので 色々な製品がつくられています、画像は風呂桶、遊具、升などです 香りが良いのでチップや鉋屑も利用されます 下北南部裂織 使い古した布を細く裂き、 横糸の代わりにして 丹念に織り上げた日本の民芸品の一つ 青森でも南部や下北で織られているのですが モノを簡単に手に入れることが出来なかった時代に生まれた 古いものが生まれ変わる、先人達の知恵が生んだ織物です 同じ布から織り上げても微妙に違う、世界に一つの作品ができ 大量生産品にはない素朴な味わいがあります 私の妹も作っていて幾つか貰いましたが 手作りのものって良いですね 武太郎窯 武太郎 佐藤武(さとうたけ)さんプロフィール 長野県出身、青森県下北半島にて小学校教職を途中退職して独立 下北半島八峰焼として製作に励み県内外の各展示会に出展 今回この展示コーナーで初めて知った陶芸家さんです 陶芸の事は良くわかりませんが 先日 着物ランチしたレストランに併設してあった 太郎仁窯の作品と同じ土を使っているのでしょうか? 感触というか質感が似てる気がしました 展示コーナーの作品まだありますが 次回ご紹介しますね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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