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Mittyoの田舎の暮らし

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February 26, 2017
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前回の続きになります


今回の旅の目的のひとつは毎年2月17~20日行われる

国の重要無形民俗文化財指定の

春を呼ぶ豊年祈願の伝統芸能「八戸えんぶり

発売してすぐ売切れるという「お庭えんぶり」を

鑑賞するため 更上閣 にやってきました


更上閣(こうじょうかく)



更上閣 は明治から大正にかけて建築・改築された

財閥 泉山家の近代和風建築の邸宅で

国の有形文化財に登録されているんだそうです




前例はすでに埋まっていますが、後列が雛壇のように高くなっていて

座席の座布団の上に ひざ掛けとホッカイロが置いてあり

着席してまもなく、せんべい汁と甘酒が運ばれてきました



南部弁まじりの解説も丁寧で楽しめました

えんぶりについて…田をならす農具「えぶり」「いぶり」に由来し
冬の間眠っている田の神をゆさぶり起こし、田に魂を込める儀式とされています
えんぶり組は、親方・太夫・舞子・お囃子などの総勢20〜30人で構成されて
太夫はえんぶりの主役の舞手のことで、先頭に立つ太夫を藤九郎と呼びます

横町えんぶり組(ながえんぶり)



馬の頭をかたどった華やかな烏帽子を被り、頭を大きく振る独特の舞

その舞は、稲作の種まきや田植えなどの動作を表現したものなんだそうです

烏帽子には、大きな赤い牡丹の花がついています




子供達による可愛らしい祝福芸が始まりました

えんこえんこ



「金のなる木」といわれる小唄に合わせ
輪に銭が付いた銭太鼓を持って回しながら舞う演目


えびす舞



恵比寿さまが鯛を釣る様子を、子どもが釣竿と扇子を使って舞います
やっと釣り上げた鯛を、家内が豊かになるよう
家の旦那様に捧げて終わる、おめでたい演目です


小中野えんぶり組(どうさいえんぶり)



中の摺り:育った苗を田に植えることを表す舞
こちらの烏帽子には、房が付いています


えんこえんこ



前列は3歳の女の子が踊って拍手喝采を浴びていました


大黒舞



子どもが右手に小槌、左手に扇を持ち
おめでたい口上や歌に合わせて舞う演目


えびす舞



小学校高学年から中学生くらいの男の子達、元気な舞でした


ながえんぶりどうさいえんぶりについて
ながえんぶり
は、うたや仕草がゆっくりしていて、優雅な舞が特徴
えんぶりの中でも古い型と言われていて主役を務める太夫・藤九郎の烏帽子には
真っ赤な牡丹の花や白いウツギの花などがついており藤九郎は
鳴子(なりご)他の太夫は鍬台(かんだい・田畑を耕す鍬の柄)を手にしています
 藤九郎と他の太夫の舞の動きが異なることも特徴

どうさいえんぶりは、うたも仕草もテンポが速く、勇壮華麗なえんぶり
ジャンギという棒の先に金具のついたものを持ち
烏帽子に前髪という五色の房が付いているのが特徴です
 太夫全員が同じ所作で摺るという違いがあります


更上閣のお庭と氷の彫刻



氷の彫刻に灯りが入って幻想的な雰囲気に包まれました

歴史ある建築物での「お庭えんぶり」

趣があって良いものでした~









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Last updated  February 27, 2017 10:17:54 AM
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