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テーマ:フィギュアスケート(3620)
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芸術性って、何だろうね?
以前、舞台経験のある者同志、打ち明け話しをした。 「取り戻せない瞬間って、あるのよねぇ~。」 口惜しく語り合う。 ココだと思うところがお互いにある。 見せ場のことだと思ったら、自分がいつも引っ掛かるところだったり、練習の都度にココがずーっと尾を引く。 苦手視すると、本番でその部分だけが、不自然さとぎこち無さとしてバレる。 ムードを胸中に陶酔していても意識し過ぎて、手入れの練習をすると、その部分だけが目立つ。 力が入り過ぎるのだと言う。 これが、本番で硬くなると、言い訳になる。 “舞踊の達人”がとんでもないことを言う。 袖からキメて行くのだと。えっ、何を? 必ず、ターゲットを一人。大勢の観客の中からチョイスするんだと…。 そして、視線を外さずに絶えず魅了し続けるんだと…。 これでもか、これでもかと念じる。 時に切なく、また、微笑み続ける。 顔の表情も、指の先も、足の運びも、そして胸の鼓動も息づかいすらも…、 まだまだ、体の震え。すべてを捧げるようにと、陶酔してしまうと言う。 鳥肌が立つ。 そんな余裕って! そう云うもくろみが、楽しみになり、プレッシャーを跳ね返すらしい。 少し、仰け反り気味に呆れた。 今、思うこと。でも、ソレって、 ミスも無し。上手にできましたでは、 何となくコマ送りのような動作で無味乾燥。 ソレって、充分過ぎるワザじゃない?! コレがアピール加点だ・・・。 荒川静香選手も勝利を感じた時、 人を魅了する快感を満喫されたように…、思えるのだが。 いただいた感動があまりにもス・テ・キだったので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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