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テーマ:小学生ママの日記(28633)
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朝、娘たちが学校に出かけて行くとき、私は必ず見送ることにしている。
ある事件をきっかけにどんなに忙しくても、 “行ってらっしゃい”の、 言葉を言わないといけないと思うようになったからだ。 当然、娘たちは “行って来ます。”と言い、次に続いて“行ってらっしゃい”を 待っていたかのように言う。 習性のようになっているが、こだわる。 礼儀以上にくどい。 おまじないのようでもある。 衝撃的な記憶に残っていると思う。長崎の小学校での事件。 被害者の女の子はいつものようにバタバタと元気よく学校に出かけた。それを洗濯機の音といっしょに確認したと、当時、お父様が回想されていた。 なんと虚しい最後の別れだったろうかと、悔しかっただろうかと・・・。 今朝も茶碗などの洗い物の最中に、わざとらしい咳払いを娘がする。これが出かけのサインになる。慌てて、手を拭い追いかける。靴を履き終えたむすめは、 『行ってきま~す。』 間に合わなければ、しつこく門の外まで出て 『行ってらっしゃい~。』と、返す。これで、気が済む。 先週、地域班の子どもたちと引き継ぎ反省会をした。 “母親たちのひとこと”が、順番でまわってくる。 みーんな、私のことばが何だか知っていると云うような顔をしている。 だって、もう8年間も 『この顔を見たら挨拶してね。』を繰り返している。 高校や中学に通っても、あいさつを交わしてくれている。 うれしいことです。 そっか~。若さの現状維持が課題だ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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