Ｂｏｏｋｗｏｒｍ

　朝一で、術後の経過を診てもらいに病院へ行って来ました。
　
　待ち時間の間に…。
　
　“パタっ・パタっ・・・・”ゆっくりした音で、こちらに歩いてくる気配を感じます。
　そちらの方に目を向けると、何やら手を組んでいる様子。それもタオルのような布でくるんでいました。
　きっと、手でも怪我したのだろう・・・。（ココ外科の待合だし。）
　で、私、その人を囲んで４人くらいの厳ついおじさんたちに気付きます。
　
　この人たちも、同じ調子で歩いている。
　辞めとけば良いのに、じっくりを見てしまいました。

　ギョッ！患者らしき人の手から繋がっている長い紐・・・。
　後の一人がしっかりと握っていました。

　あっ、ぁぁー。もう、察するに充分でした。
　周りには私以外に誰も？
　あっ、そうか、警察の人なんだぁー、あの４人は・・・。
　ココ、病院だし、何かあってもすぐお医者さまもいらっしゃるし、などとアホことばかり頭のまわりで急旋回してました。
　目は点の状態です。
（呼吸していたかしら？関係ないのに、イ･ビョンホンの「オールイン」、ワンシーンを思い出す。）
　さっと、目の前のとびらに消えてくれてやっと、元の待つ体制に戻りました。

　先生、少し遅れている模様です。

　座っている椅子に並んで、身体計測の機材がありました。
　見ると、電子デジタル身長計測器・おなじく体重計量のための…。
　
　“体重計”？よーくみると「過重・標準・軽量」の三段階。ま・わ・りにはダーレもいない？ウーム。

　（まっ、このくらいのオーバーなら、この程度ならいつでも挽回できますね。落勝だわ。もう、お昼から食事やめた。意思は固い。）

　お次は、身長。
　懐かしい気分で頭のところに例の板を合わせようとしました。
　いや～。デジタルなのでコードをもう少し延ばさないと、頭の位置まできません。後ろ手では上手くいかず…、そうか、私が背の部分に向けばいいのだ。
　クルッ、とまわり、楽々コードを延ばし、定位置に・・・。

　ハッ！あ･し･音だ。("What shall I do?!")
あっ、この際、壁の真似して後ろ向きに立っていよう。

　『ミスンママさん、待たせちゃったね。どうぞ、中へ。』ですって。

　（すっかり、読まれている。ククックゥ～。）

　で、私も前出のこと-----
コロッと忘れていました。------