Ｂｏｏｋｗｏｒｍ

　子どもが小学校に通っていたときに、度々、総合的な学習って何だろうと思うときがあります。
　道徳も社会も教科にあるのに、表題の教科は紛らわしく良く分かりませんでした｡
　
　低学年のときに生活と云う教科を取り入れる段に、校長が｢生きる方法を教える」なんて言うものだから､ますます分らなくなったのかもしれません。

　そんなこだわりを感じていても、内容はけっこう子どもが見つけだし体験してまとめるので、楽しい？（てな、訳ないよね。）ようで、真剣にグループ発表していたのですが・・・。

　この教科のおまけみたいな感じで、英語の体験学習が年に数回ありました。
　講師も・・・
　元スッチーで、海外生活が長く国際結婚した先生、
　留学生の妻子持ち、アフリカ人の先生、
　英会話塾の講師で、アメリカ人の先生
　　　　・・・それで、変わるがわるで記憶に残らぬ程度でした。

　セサミストリートのＴＶを集中して見せた方がましだったようなぁ～。
　担任でも教えられるよ、いいえ、その気になればお母さんたちだって当番制で小道具さえあれば、やれます状態。（ご想像できますか？）

　まず、講師の先生も気の毒なほど期待されていなかったのではないでしょうか？！
　はっきりとした物差しがなく、教科時間に埋めてた感じがしてなりません。
　大事な授業という認識も含めて・・・。他の学校はいかがだったのでしょうか？

　今朝の新聞で、２０１０年を目標に小学５年生から、英語を週一必修にすると記載してました。
　はて、また総合的な時間に行う。年間３５時間も費やす。とのことです。

　確かに、英語教育は必要なんだと押し付けてる感じがするんだけど・・・。

　たとえば、
　ローマ字は教えない。
　耳に慣れる。
　とにかくしゃべってみる。

　外国人教師を３名くらいのグループで派遣する。
　（国際交流センター等より）
　子どもたちと、とにかくしゃべって貰う。
　国際学校の子とも交流して見る。

　この程度を消化できるなら、無駄にはならないような気がします。

　英語圏の友人を持つことが、一番手っ取り早かった経験から思ったことです。
　
　必修教科の重みを忘れてほしくないと思いました。