Ｂｏｏｋｗｏｒｍ

　ＴＶで、政治家数人に対しての質問。
　「生活格差はあった方がいいのか、無い方がいいのか？」

　元国際政治学者の国会議員はあった方がいいと一人答える。

　で、理由は格差の矛盾が大きくなれば当然、議論に上り是正するようになると言っていた。

　確かにそうだよね。と、頷く余裕もないくせして納得しちゃいます。

　今、日本だけじゃないようなこの格差。
　普段、あまりＴＶのニュースくらいでこまめに目を向けていなかったことですが、最近、国際情勢が変わりつつあるのかと感じます。

　少し、新聞の国際欄を日めくりで読み返すと何かしらドラマの連続のようにわずかながら、変化している様子を感じるのですが・・・。
　
　この格差に関しては人口のトップを抱える中国は、それこそ大変なのでしょうね。

　急速な市場経済化の中で荒廃が進む国民道徳を立て直すためキャンペーンを繰り広げるそうです。

　漢字四字句大好きな私は少し書きとめておこうと思います。　

　「社会主義栄辱観」－－胡錦潯総書記ーーー

　道徳基準「八栄八恥」　（八つの栄誉と八つの恥辱）

　八栄
　祖国熱愛・人民奉仕・科学尊重・勤勉労働
　団結互助・誠実信用・法律順守・刻苦奮闘

　八恥
　祖国損壊・人民背離・愚昧無知・安逸怠惰
　私利私欲・道義忘却・法律無視・贅沢淫乱

　ちょっとスゴイナァのイメージですが、何かが大変なんだと感じます。
　世界一の貿易港を二つも持てば貧富の差がたとえ社会主義でも持ち堪えられるのかと想像します。
　
　元の切り上げによって、どれだけの人々が生活苦に喘いで行くのかまで考えると過渡期って、過酷期なのでしょうね。