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テーマ:ショートショート。(573)
カテゴリ:生活
言葉もしくは単語を分類するのに「老人語」というのがある。
別に老人が喋るからと言う訳でもないのに。。。辞書を引くと結構ある。 「老人語」 すでに青少年の常用語彙の中には無いが、中年・高年の人ならば日常普通のものとして用いており、まだ死語・古語の扱いには出来ない語。 ・平に(ヒラに)・・・・・・平に(こればかりは、の願望)ご容赦ください。 ・よしなに・・・・・・・・・よしなにお計らいください。 ・役儀(ヤクギ)・・・・・・役儀柄、役儀ご苦労。 ・行き方(ユきガタ)・・・・行き方知らずになる。 ---------(新明解 国語辞典)より--------- 確かに、こんなしゃべリ方をいまどきの若い人たちがする訳がない。 真顔で引用するものなら、笑いの金メダル級に到達するだろうか? では、この老人語は「死語」の候補にあたる言葉なのか?と見ても、そうでもなさそう。 現に歴史ものの小説などにはしばしば登場している。社内文書などにもある。 語感としては背筋をビシッと伸ばして姿勢を正し承りそうな言葉のイメージがする。 差別?まではいかなくとも、「老人語」なんて聞こえも良くないと感じる。 そうだ。「時代語」とか「復活語」に分類する。どうだろう? 例えば、ホストの諸君たちが使いまわしてみる。若手のお笑い系で活用してみれば「復活語」だ。 アニメ、秋葉系の方々が活用すれば「時代語」だ。 なんちゃって・・・。 言葉は文化とも言う。まだまだ伝統文芸に触れる機会が多い。 そのたびに解説書を解いていかなくてはならないの? せめて、耳にした言葉に留めて置きイメージするくらいの用意をしていかなくてはと思う。 もとい、「老人」→すでに若さを失った人。逞しさは無くなったが、 思慮・経験に富む点で社会的に重んじられる ものとされる。 と、してある。ウーム。まだまだを感じるんだけど。。。 (お断り)↑:私の年齢についてではありません。解釈がスムージィでちと不満のことです。 「老人語」って呼び方。なんとかなりませんかねぇ~。これって、私だけ・・・? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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