Ｂｏｏｋｗｏｒｍ

　家族全員で結婚式に出かけた日に、ボストンのいとこより留守電が入っていた。

　私は彼女が婚礼の日を知りつつ消息を伝える電話だと思っていた。

　とりあえずﾒｰﾙを送る。写真も添付して送信する。
　
　今日、その返事が早速届いている。
　彼女は結婚式の日取りを知らずにいたらしく、写真をみて感動したと伝えて来る。
　
　いとこは時たまＩＰ電話で、Just to say helloをする。。
　以前より支払続けていた電話代は一体なんだったんだろう？と、不思議なくらいの割安です。

　本当に便利な時代になったものです。
　頼まれて原稿をわざわざ出向いて訳す。仕上げて届ける。こんな時代もあったのですから…。
　勉強のためと思いながら片手間のバイト。
　
（速達料・バイク便の料金を差し引いたら赤字じゃん！なんてこともありました。）

　カタログにノンブル振りながら内職かいな？！と、嘆いたことやら、コピー用紙の整理に追われたことが嘘のようです。

　むすめの学校では中･高を通して保存できるようにフラッシュメモリを使っている。
　（万年筆の半分くらいの大きさ。）
　私も講演会などはおなじサイズのレコーダーを持参する。
　途中で居眠りこいても聞き漏れがない。

　本当に便利な世の中になったものだねぇ～。（しみじみ・・・）

　ところが娘たちは口を揃えて言うのです。
　“うちって他の家に比べると遅れているよね～。”
　どこが？
　携帯ないじゃない。
　要らない、持たせない。校則だ！いくらせがまれても今は、ダメで通すつもりです。
　さて、いつになったら許可できるか・・・、本人たち次第なんですが。。。。私も、ほ・し・い