Ｂｏｏｋｗｏｒｍ

　次女は始めての中間試験を二週間後に迎えます。
　近頃、少し、張り切り（←焦って）出しました。
　
　８時前に夕食とお風呂は済ませる。友人とのメールもチェック良し！
ＴＶをプッツンと切る。そして。。。宿題からバッタバッタと片付ける。

　ファイト～！！以上をモットーに勉強に精をだすと意気込んでいます。

　さて、始め出して昨晩で三日目です。
　気が散る？（嘘です。私がリビングにいると度々スペルがどうだのこうだのと聞いて来る）といけませんので、別室に私は移動。他の家族員も、各自それぞれと離散します。

　一時間半ほど経ったころに、お茶タイムを入れます。
　“チョッとおじゃま～。。。”
　アレ？いませんね～。（何処行っちゃたんだろう?）
　呼んでも返事がありません。でもなさそう。。。。

　ふと足元を見ると、何と、スヤスヤ熟睡の状態でした。（ダメだぁ～。）
　この状態でまた勉強を続けるのは、不可能ですね。かわいそうです。
　
　”頑張って、歯みがきだけはしっかりしようね。早く、寝ちゃいなさい。”と、言って、私はテキパキと片付け物を終えて。。。。

　まぁ～！何をしているんでしょうねぇ～、この子は…???

　制服のブラウスを着て、ボタンを留めようとしているんですよ～。それも、眠いものですから中々捗らない様子でふ～らり、ふ～らりと。信じられません！！

　“何してるの?”と聞いて、やっと、こちらに目を向けます。
　
　“えっ。。。と。。。”そう、気づいたようです。トホホ。

　寝言は度々聞いたことがありますが、こんなに寝ぼけている姿を見るのは初めてです！
　驚きも呆れもいっしょくたん！
　でも…、それだけ疲れていたのでしょうね。
　朝、起されて、真っ先に“学校行くんだ”と云う緊張感が湧いていたので、仮眠でさえも習性として“ハッ！”と思い込んでしまったのですね。

　テレ笑いしながら、さっさと寝てしまったむすめです。

　笑って良いやら、切ないやらで・・・。
　“今のこと、皆には内緒にして置くからね。大丈夫よ。”と、伝えてあげました。