Ｂｏｏｋｗｏｒｍ

　昨日、買ったばかりなんです。
　
　娘たちもそろそろ自分なりの社会観を持ち出す年頃に入ります。
　学生時代は学習することが義務のように、“与えられた”環境の中で遂行する形では、“なぜ、勉強するのか？”の答えを見いだせないようです。（実のところ、私も直答できませんね。）
　
　最近、たしなめる会話の中で、“私は、まだいい方、ましだよ。”と、即座に自分を省みないのです。
　まぁ、これも一つの自己主張かと見過ごすのですが、イケマセンね。
　尺度が自分じゃないんですよ。物差しをどこにおいているのか、深く考えちゃいます。
　
　
　ゴミ出しを終えて､通りを掃く。
　登校する中学生やら高校生に混じり、通勤なのでしょうか？一人の女性が毎朝、歩行喫煙するのです。
　さて、信号待ちのときに彼女の真後ろに立つ高校生、毛も赤く染めピアスとチョーカーのアクセもしっかりと決め込んでます。彼が一言。。。
　“タバコくせ～！勘違いくらいそうだぁ～。”
　（そ、そうだよね。濡れ衣もどきを想像しちゃいました。）
　でも、彼女はちらりとも目を配らずに平然！！
　お化粧も素顔に近く、服装もオーソドックスなんですが…。
　個性と言えば、近頃じゃ殿方も歩行喫煙する姿が減った中で堂々たるもの。
　繁華街ならまだしも、この閑静な住宅街の一角で、朝の登校時の雑踏の中。
　信じられません！
　信号が変わり、その一件もここでＯＦＦ。
　信じられません！（吸殻、どこに捨てるんだろう？）

　まぁ、こんな光景を見て、受ける感情が変わってきていることをタイトルの本で、じっくりと考察してみようかと思うのです。

　辛口の表題に比べ、素直に受けとめることが出来そうです。
　
“仮想的有能感”といわれる根拠のない自信を持ち、他者を簡単に否定することで、自分の価値や能力をたかめようとする。他者を見下す事で自分の価値を吊り上げる“自尊感情”。

　・自分に甘く、他人に厳しい。
　・努力せずに成果が欲しい。
　・すぐにいらつき、キレる。
　・無気力、うつになり易い。
　
　最近の若者は。。。そうだ、そうだと感じたならば…、
自分だけは他人よりはマシと言う有能感と相違わないと云うことか～ぁ。
　真摯に見つめ直し、考えてみようと思います。Ｍ(--)Ｍ