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テーマ:徒然日記(23313)
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韓国にいるいとこたちは、毎年、8月15日辺りに“兄弟会”を、する。
みんな、夏休みを取れる日が、丁度、このあたりのためです。 たまに誘われているけど、私は、野暮用が多すぎて無理ですね。^^); そう言えば、一人、医者がいて、会食の席を設けてくれたことがあった。 当日、彼は、患者の手術が入って、30分程待たされた。 ご馳走される(そう、決め込んでました。)身なので、大人しく待ってました~。 席についた途端、“乾杯!”。 でもね。よーく、顔を見て、考えて見る。 手術を終えて飛んできた~・・・?想像すると。。。 食欲も萎えてしまいます。 彼もそうだったようで、何度も杯交換で、甘い焼酎で酔っ払う羽目になる。 杯が、次へ、次への、何人かに回され続けて。。。 どうしても、こう云う集まりには顔を出せない子も、出て来る。 海外出張などでは、致し方ない。 そして、絶対、参加できない従兄が、ひとり。。。 いとこの長兄のこと。 韓国は徴兵制度がある。そして、この兄は従った。 ある日、同じ部隊の中で、激しい喧嘩が起きた。 それを止めに入って、事故(?!)で、帰らぬ人となってしまったそうだ。 勤勉で優秀、正義感の強く寡黙な人だったらしい。 末のいとこが、本籍地の田舎の土地を説明してくれた事があった。 コメの田畑なのに、やけに、鰻の寝床のように、細長く3等分してあった。 地元の親類同士で分け合った形跡なのだ。 海外邦人は、登記できないために、土地を委託すると云う形で、長年、守っていたらしい。 祖父母の住んでいた家も、あった。 ここに戻るべき人は、もう、日本にはいないというのに。。。 帰り道、遠縁のアジョシ(おじさん)が、米1俵担ぎながら、無言で、車のトランクに積んでくれる。 そんなぁ~。要らないのに…。何にも、要らないのに。 もう、訪ねることは無いような気がする。 のどかな、いい場所だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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