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テーマ:韓国!(17192)
カテゴリ:韓国
JSA観ました。
* 2001年公開 監督:パク・チャヌク 出演:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、イ・ヨンエ、キム・テウ、シン・ハギュン 「シュリ」と同様に日本のTVでも何度か放映されました。 北の立場からも、南の立場からも、そして、大国の思惑に依る地理的な観点からも、何度も観た映画です。 南北分断、38度線を巡るテーマ設定ゆえ、クランクインまで完成を危ぶむ声さえあった。などとは、今日では、不思議に思うかも知れません。 太陽政策推進の成果もあってか、この映画への理解は、浸透し易くなった気もします。 私が、1990年に韓国へ行った頃までは、主だった駅などに、決まり文句の立て札があったものです。 「間諜(スパイ)を発見したら通報しよう。 彼らは、トンム(同志)などと云う言葉を使い・・・」 などの内容のものです。今でもあるのでしょうか? その種の工作員はともかくとして、在日の中には、このトンムと云う言葉に慣れ親しんでいる人も多いのですが、別に思想的にどうだのことが、無い人がほとんどです。 ある人は、教育が違うので別だとコメントされたことがありますが。。。 北も南も、心情的には変わらない人が殆んどだと私は、信じます。 漠然と統一を願う人が殆んどです。 それが、民族最大の願望だと、両方が唱えます。 環境が違い、そこに生活していかざるを得ないだけなのだと、今も、確信しています。 そんな頑固さに近いようなものを、今日は、同感だよ~。と、映画が伝えてくれた気がします。 難しいテーマだけに、理解しずらい。でも、その都度、いろんな角度から考えを深めてくれます。 何故ならば、いまだに多くの韓国人は、公に出来ないものを多く、胸に秘めてます。 それが、周囲に対しても良いのだと自分を納得させて、ただ一人だけの記憶に、いいえ、末梢すればとさえ思い込んでいるかもしれません。 そんなところで、イ・ビョンホンが演じた歩哨兵が、自害の道を選んだのかと想像したりです。 また、次回観るときには、新たな感想にかわりそうな、私にとっては、大切な映画の一つです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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