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鷲田清一(わしだきよかず)さんは、哲学者。 専攻は哲学・倫理学。
たまに自分の娘たちを見ながら、実際に自立していけるのだろうかと、気になるときが多々ある。 庭の草むしりをしながら、ムロのようにイモを埋めて(まだ種芋をこだわている。)自分自身ももしかしたら、いや、ほとんど自活なんかしてないんだと思う。 仮に、いざ野菜を栽培しようとした段に、いかに土を配分して、肥料は、殺虫剤は?など考えたら、何一つ満足に生きる知識がないのだ。衣食住をお金で補っているのだから。お産だって、病院だ。 お掃除、洗濯、料理に囚われ、娘たちができるだろうかと測ったり、社会人として職に就き収入を得ることが、自活・自立だと思い込んでいるからだ。もちろん、大事なことなのだが。 そればかりが一人歩きすると、社会には倫理が欠けていくんじゃないかと疑ったりもする。 昨年の衆議院解散、国民の総選挙。何のためだったのだろう。 政治には情もある。筋もあるそうだが、その前に、信念でしょう。 選挙に当選してから復党すべき、それが、けじめのつけ方と怒る議員もいたり。 なんだか変だなぁ~と、思ったりもする。 自分の当選・落選が一番なのだ。 誰のための政治なんだろう。 鷲田さんは、大人いない幼稚な社会だと言う。 皮肉にも皆が子どもでいられる社会だそうだ。 読みながら、ハッとすること。 哲学って、難しいと思いがちだが、身近な問題から解かり易く説いてくれている。 「待つ」ことが大切。 ひたすらに意識して待つと視野が狭くなる。(来なければ腹が立つ。) そして、じっくり考え判断する力を養う努力をすべきだと。 う~~ん。やはり、難しいかな実践は。けど、視野が広がるように思える。 とりあえず、物を与えすぎることだけは、自分自身も含め避けたほうが良さそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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