|
テーマ:徒然日記(23313)
カテゴリ:生活
小学校にあがる前、ホンの仮住まいだったのでしょうか?常盤台(板橋区)にいました。
東武東上線はすぐそばで走ってます。 今では取り壊されてしまいましたが、線路際に映画館がありました。 放浪癖?のあった私は、よくその映画館に行きました。 切符もぎりのお姉さんとも顔馴染みになりました。 近くに天祖神社もあり、そこで遊ぶよりは、映画を観に出かけることが好きだったようで。 ある日、映画館で寝入ってしまったとき、目覚めると母がいました。 何やら誘拐されそうになったとか言いながら、私の手にしている茶色の紙袋を取り上げます。 フラッシュする記憶に、中身は知らないおじさんがくれたお菓子。 映画館のお姉さんが母に知らせに行ったようです。 姉は、肝っ玉が大きいのでしょうか。 線路ギリギリのホームに立ち、白チョークを手にゆっくりと走り出す電車に一本線を引き、遊んでいたそうです。 住んでいた側から線路を渡り、左の方に進むと交番。その並びを進めば駅の改札があったのです。 小さい時の記憶なのに、鮮明に残ってます。 おそらく度々、交番を通ったからでしょうか。 今、思い出せば、悪ガキな姉妹だったようです。 TVの映像は、当時の常盤台(記憶の中の)とは様変わりしていました。 インタビューで、関りを語っている人たちの話を聞きながら、幼い頃に私も見守られていたように思えます。 大勢の方が、宮本巡査の死を悼み記帳して献花してます。 今も、交番を訪ねる人が絶えないそうです。 幼いときの記憶とともに、忘れられない場所になります。 ご冥福をお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[生活] カテゴリの最新記事
|
|