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テーマ:徒然日記(23313)
カテゴリ:生活
お中元に明太子を頂いた。
(おっ!ご飯が進みそう~。) また、お中元の品が届いた。明太子だった。 (冷凍保存するか。) そして、弟が明太子を送ってきた。 何でも、付き合い購買だったようで。 今年は明太の豊漁だったの?! 明太子キャンペーンでもあったのだろうか? たとえば、売れ筋ナンバー・ワン!とか。。。? ふと、娘の使っていた社会のテキスト文を思い出す。 もとは、北海道で、スケソウダラからたらこを取り出し塩漬けにしていた。(北海道は、水揚げ量が一位。) (スケソウダラは、日本海・茨城県以北の太平洋沿岸・オホーツク海・ベーリング海・カリフォルニア沿岸まで、北太平洋に広く分布する。) それを九州地方で唐辛子汁に漬け込んだのが明太子にあいなったとか。 明太子の歴史は浅い。 日本が韓国を統治してた時代に、(関釜連絡線が往航するうちに)たらこを唐辛子で味付けして漬けたものが工夫改良されて今の明太子に至ってる。なるほど、博多・下関で盛んになった理由がわかる。 このスケトウダラ(=明太)は韓国ではミョンテと言い、干したものを調理する。 (魚に寄生虫が多い。) 母が北朝鮮の兄弟たちを訪問した際(20年ほど前)に、売るほど干し明太をもらってきた。 近所の知り合いにそうとうあげたりしても余り、長い間冷凍保存したものだ。 このミョンテ、韓国では割いてコチュジャンなどで甘辛く味付したおかずを保存食として常備してる家庭も多い。大根とすまし汁にしても美味しい。さっぱりするお味だ。 だけと、ミョンテクイ(干しミョンテをお湯に戻して漬けダレに浸して焼いたもの)はなお、美味しい。 さらに、ミョンテをコチュジャンに漬け込んだら(柔らかくなります。)辛いもの好きな人にはたまらなく美味だ。 東京・足立あたりの朝鮮乾物屋で初めて出合った味が忘れられないのだが、滅多にお目にかかれない。新宿あたりにも割いたものしかなかったのよね。自分でやるっきゃないかな? さて、このミョンテ(スケトウダラ)の干したもの。 新婚旅行に出かけた新婦の実家ではなくてはならない品かも。 旅行を終え戻ったカップルは、先ず新婦の実家に行く。 村の人たちも一同会し、そこにいる男性(新郎)はダレなんだ? どう云う理由でわが村の娘を泊まりがけで連れ去ってしまったのだ? などなど。。。その都度、新郎はこの布でぐるぐる巻きにしたミョンテで、足の裏をひっぱたかれる。(イタッ!) ※注意:ミョンテには太く鋭い骨があります。気づかぬうちに動脈に突き刺さり命を落とした新郎もいたようです。 この風習。今でも続いてるようですが。。。さて? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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