リード100 始動時不良の修理
前回、チェックバルブが付いていないことに気付いたわけだが、リードを購入したお店で聞いてみるとホンダのスクーターで始動不良が頻発して後付けでチェックバルブを装着したということがあったなーということだった。燃料タンクがキャブより下にあるため、時間が経つとガソリンが戻ってしまい吸い出すのに時間がかかりなかなか始動できないことになるようだ。じゃあ、とりあえずチェックバルブを付けてみようと考えたのだが、純正品は1,500円位するらしい。結構高いなーとアマゾンで検索すると600円くらいでヨサげなものを発見したので側購入。だが、純正より大きいので、純正の装着位置には取り付けできない。仕方がないのでキャブの少し手前くらいに割り込ませた。これでどうだ!と一日おいてから試運転したのだが・・・変わらず。相変わらず、少しアイドリングした後、エンスト。むしろ以前よりもひどくなっているような気もする。どうだろなー。取り付け位置が悪いのか?これは原因の切り分けをきちっとする必要があるなー。原因がチェックバルブだとすれば、放置した時に燃料が戻ってしまってホースに空白ができてしまう、つまりエアーがかんだような状態になってしまう。で、エンジンをかけるとフロート室に残っているガソリンで一旦は始動するが、エアーがかんでいるためその部分で燃料が途切れてしまうためガソリンが足りなくなりエンストしてしまう。こんな感じか。何度か再始動を試みるとそのうち燃料が足りてくるので、エンジンはかかる、ということ。これを検証するには、放置後に燃料をきちんと供給してやってからエンストするかどうかを確認すればいいわけだ。ということで、燃料サブタンクを購入した。モノタロウのやつだ。少し値段は張るのだが、バリオスの整備でも使うことがあるかもしれないし、と己を納得させる。二日ほど放置した後、サブタンクからガソリンを供給する状態にしてエンジンを始動させてみることにする。メットインスペースを外し、キャブへの燃料ホースをサブタンクからのものに繋ぎ換える。燃料ポンプのホース類も外しておく。でないと、エンジンがかかるとガソリンが吹き出てくるからだw。ホースの接続が完了したらサブタンクのコックを開きガソリンを落とす。キャブにガソリンが達したことを確認し、念のためフロートのドレンを開けて間違いなくガソリンが入っていることを確認してからエンジンを始動する。セルを回すが、一回では始動しない。うーん、どうかな。二回目でなんとか始動。チョークが効いているような効いてないような、アクセルを開けるかどうか悩むが軽く開けてみるが・・・吹けずに止まりそう・・・止まってしまった。おい?止まったぞ。燃料のせいではないのか?再始動させてみる。セル二~三回で再始動。その後はエンストせずに動いている。う~む、微妙だ。こんな結果になるとは・・・。二日放置した割にはスムーズに始動したと言えなくも無い。普段なら調子が出るまでもっと時間がかかるのだ。ちょっと考えてから、とりあえず燃料の線で作業を進めることにする。本当は電磁ポンプを追加して、始動前の数秒間だけ手元スイッチで動かして燃料ラインにガソリンを供給するような仕掛けを施そうかと考えていたのだが、検証結果が微妙なのでお金をかけない作業に切り替える。チェックバルブの位置を純正同様、燃料ポンプの直後に無理やり割り込ませて今までチェックバルブを装着していた場所には燃料フィルターを付けることにした。チェックバルブは相当無理な割り込ませ方だが、やむを得まい。とりあえず、これでしばらく様子を見てみよう。これでも駄目だったら・・・もうあきらめようかな~(笑)。