アナログオーディオ アキュフェーズc‐220 久方ぶりの復活
フォノイコライザーアンプ(フォノプリアンプ?)のc‐220。復活というと大げさすぎるのだが、十数年ぶりに音出しをした。実のところ、バイクを買うお金がまったく無いので、なんとか売れるものがないものかと色々と考えていたのだが、カメラかオーディオだなということで、この先使用する機会が無さそうなものとしてc-220が候補にあがったわけだ。だが、何年も電源すら入れないで放置してきたものが果たしてちゃんと音が出るものなのだろうかと心配になったので、音を出してみることにしたわけだ。とは言うものの、オーディオ機器は全て放置状態。c-220を試運転するにはレコードプレーヤーを動かさなければならない。動くのか?おくにしまい込んでいたプレーヤーを引っ張り出す。重量級なもので、これだけで一苦労だ(苦笑)。アームも外した状態だったので、セッティングの位置をネットで調べて、やや適当だがアームベースを固定。アームを取り付けた。アームはオーディオクラフトのAC-3000(だったと思う)mark2だったか?カートリッジは多分、denonのDL-103だと思う。ターンテーブルはマイクロの1500シリーズ。砲金のターンテーブルだ。糸ドライブだが、簡易的にタコ糸ドライブであるw。埃だらけで申し訳ないなぁ。ターンテーブルシートがどこかわからないので、直置きだ。ブチルシートとセラミックシートがあるのだが、たしかこちらの家に持ってきてたはずだが。レコードは全て某所の小屋にしまったままだ。カビが生えてなければいいのだが。実家に何かレコードがあったはず。アームのセッティングは取りあえずそのままでいこう。針圧とか忘れてるし。オイルダンプのオイルが漏れてベトっているが、これもそのまま。音が出るかどうかが知りたいので・・・。アームからのケーブルをc-220につないで、c‐220からデジタルパワーアンプsa-36aに出力。スピーカーは自作のフルレンジ。いやー、あり得ない取り合わせかなw。恐る恐る電源を入れて実家から借りてきた適当なレコードをセットして針を落としてボリュームを上げていくと・・・音出ましたよ!!最初はボリュームやバランスを動かすとガリ音がしたのだが、何回もぐりぐりしてるとそれも無くなって、ちゃんと左右の音がきれいに出てきた。あまりでかい音は出せなかったが(親父の古いフォークソング集で、ちょっと恥ずかしかったので)、こうやって聞くとやっぱアナログはいいね!!イコライザーのみのMMモードでもちゃんと鳴るし、ヘッドアンプオンでももちろん鳴る。この辺りは好き嫌いだろうか?c-220、売っちゃえ!と思っていたのだが、迷うなぁ。だが、音が出ているうちに処分する方が賢いとも思えるし・・・。使い続けるとじきに各部がいかれてくるだろうし、この機種はすでにアキュフェーズでも修理対象外になっていると聞く。修理が出来る達人もどんどん減っているだろうし、ヘタに大手中古ショップに依頼したりすると適当な修理をされるらしいので・・・。修理にかかるお金も工面できないのはわかりきっている。大事に使ってくれる人に買ってもらうほうがコイツの幸せなのかもなぁ。貧乏は悲しいなぁ・・・。