バリオスの燃料タンクの錆取り
ちょっと放置してしまったな・・・。ブログもバリオスも。ネタは何かとあるのだが、なかなか書く気が出ない。ちょっと怠惰すぎるか。だいぶ涼しくなってきたので、バイクでツーリングでも行けば気持ちがいいのだろうが、バリオスの調子がイマイチなので遠出しようという気にならない。キャブがオーバーフロー気味なので、それを何とかしないと駄目だ。と思って、重い腰を上げてキャブを整備しようとバラしにかかったのだが、タンク内部が錆びていた。最悪だ。キャップの密閉性が悪く、雨が降ると少しづつ内部へ漏れていた。わかっていたが、ビニールをかぶせて防水してからカバーをかけて凌いでいたのだが・・・。フィルターがこんなのになっていたので、さすがにこれは駄目だと判断。タンクの洗浄と錆取りを行うことにした。取りあえず、洗う。カーシャンプーを使用した。錆取り剤はこれだ。何年も前に、いつかカタナのタンクに使おうと思って購入しておいたもの。10年以上前だろうか?コックの穴をふさがねば。板切れとゴムでふさぐ。RS-R1000の原液をぶち込んで軽くシェイクする。一瞬で赤い色に変わって行く。どれだけ錆びているのだろうか。恐ろしいくらいだ。かなりタンク内で発熱しているようだ。臭いもかなりきつい臭いがする。これは旧製品であり、現在のRSR-2は臭いが抑えられ、かつ値段も安くなっているようだ。これだけ強力な性能であっても、ゴムを犯したりせず、鉄自体も溶かさないようなので、サンポールよりは使いやすいと思われる。1時間ほど、軽くシェイクして放置をくりかえした後、バケツへ廃液を空ける。元の液体がどんなものだったか想像もつかない有様だ。それから再びカーシャンプーで洗浄、よく洗う。ここで凡ミスなのだが、購入元の平和バイオテクニカルでは錆取りを行い、洗浄後、防錆を行うことを推奨している。その時に使用するものとしてER‐G3000というものがあるのだが、自分はRS-R1000と洗浄用のRG-Soap、そしてタンクに燃料とともに入れる防錆剤のAQUA‐Cしか購入していなかったのだ。RG-Soapを使用して洗浄を行っているのだが、タンクを乾燥させている間に錆が出てきてしまう。仕方がないので、すぐに手に入るクレのラストリムーバーを買ってきてリン酸処理をすることにした。【呉工業 クレ KURE】ラストリムーバー 420ml原液を200ccほど入れてぐるぐるっとタンク内をコーティングするように行き渡らせてから排出。この過程でも結構錆が取れているような感じもする。錆取りが不十分なのだろうか?廃液がこんなんである。錆の破片もまだ出てきているようだ。二時間ほど放置してみた。これは・・・錆びているのか?リン酸によるコーティングだろうか?なんにせよ、これでは使用するのがためらわれる。今回はこれで一時終了として次回、もう少しやり方を考えてやり直すことにしよう。素直にER-G3000を購入するのが正解のような気がするが・・・。もしくはこういうやつか?【在庫あり】榮技研 防錆・錆取りケミカル 花咲かG タンク・クリーナーそもそもタンクキャップを交換しておけばこんなことにはならなかったのだ。5000円をけちったために、さらなる出費と手間をしょい込んでしまった。貧乏スパイラルだな。悲しすぎる。早くバリオスを手放して、もっと乗りやすくて安心できるGSR250にでも買い替えたいものだ。