カテゴリ:車
エンスト問題だが、とにかくこのままでは何も解決しないので出来ることをやる。
EGRバルブとスロットルボディの清掃だ。 両者ともトゥーランではお約束のようなもので、エンジンの調子が悪いとなると必ず出てくる部分だ。特にスロットルはvw車では定番となっている。 ウチの場合は目視した限りでは、ネットで見かけるような「ひどい」ものと比べるときれいな感じだった。が、アイドリングに関して言えばスロットルバルブの小さな隙間が問題になってくるので、けっして安心できるものでもない。 ということで早速ばらす。 ネジ四本で簡単に外せる。 外れたところ。 余談だが、外したネジはこのマグネット小皿に置く。これはストレートでオマケにもらったものだが、案外便利なものだ。車のボディに張り付くしネジが落ちることもなく失くす心配がない。 インマニ内部もカーボンでしっとりと覆われている感じだ。本当はこの内部もきっちりと清掃したいところだが、クロスフローで下からエンジンに入るタイプなのでエンジンコンディショナーなどを吹き込んでも下部に溜まってしまいそうなので、ちょっと難しいだろう。 やるとしたらインマニを外したほうがいいかもしれない。 さて、清掃していこう。 清掃用にタイホーコーザイのエンジンチューンナップを購入した。 モノタロウで1025円だった。 燃焼室、キャブ洗浄剤(泡タイプ)タイホーコーザイ NX5000 エンジンチューンアップ 00056 もっと安いやつもあるのだが、カーボンが良く取れるという評価で選んだ。 カーボンのオチが悪いのでは使う意味がない。 たっぷり泡を吹きかけて少し置いてから歯ブラシで軽くこするようにした。 匂いは強烈だ。昔からあるヤツだな。 こういう作業で自分が気をつけているのは、薬剤が機械や電子部品に入らないようにすることだ。 トゥーランはフライバイワイヤなので、スロットルをモーターで駆動している。 当然バルブのバタフライのシャフトはモーター部に直結しているはずだ。ここから薬剤が入り込む可能性もある。そうなると内部の基盤やモーターが壊れてしまうだろう。 なので、常にモーター側を上にするようにして薬剤が出来るだけ入り込まないように気をつけている。これは次に行なうEGRバルブでも同様だ。 国産車でもISCVなどのアイドル制御にステップモーターを使っている車種は多い。 へたにスロットルにクリーナーを吹き込むと、スロットル下部にステップモーターが付いているものだと壊れてしまうことが良くあるようだ。 作業を行なった直後は調子が良くなるのだが、じきにモーターが壊れてしまい余計に調子が悪くなってしまうのである。 安易にクリーナーを使用するのも考え物ということだ。 見た目ではさほど汚れていないと思っていたのだが・・・ 少し清掃しただけでこれだ。 思っている以上に汚れているものである。 ここまで綺麗にした。 これ以上はもうこだわりの世界だw。自分はこれで十分。 見ると、スロットルバルブの隙間がこんなにある。 以前はほとんど向こうが見えない状態であった。 このことから考えると、何かの原因でハンチングを起こしているときに、バルブを戻しすぎてしまったときにほとんど閉じた状態になってしまったとすればエンストする可能性もあるかもしれない。 本来であればこれだけの隙間が確保できるからそんなことはありえないが、汚れて隙間がふさがってしまえばエンストしても不思議ではない。 そう考えると無駄な作業ではなかったと言えるだろう。 ・・・と思っておこう。 次回はEGRバルブをばらして清掃する作業を紹介する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 7, 2023 05:59:46 PM
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