カテゴリ:車
今回はEGRバルブ。
フォルトコードでP0400が出たので、何らかの不具合が起きた可能性は高いはず。 ネットで調べてもここはたくさん不具合事例が出てくるので、やっておいて損はないであろう。 これがEGRバルブなのだが、エキゾーストマニホールドとインテークマニホールドをつなぐ金属のジャバラ状のパイプの間に位置している。そのパイプを外していくのだが、エキマニ側はt30のトルクスで簡単に外せたのだが、インマニ側がかなり固い。 最初、インマニ側も同じトルクスだと思って外しにかかったのだが、どうも手ごたえがおかしい。ぐにっという感じでおかしな感覚だったのだが、そのまま力を加えていくと何とか緩んでくれた。だが、よく確認してみるとトルクスではなくヘックスの5mmだった・・・。 やばいやばい。 もう一本のボルトをソケットをヘックスに換えて外そうとするのだが、手持ちのソケットではパイプが邪魔でまっすぐ入らない。斜めでは絶対にボルト穴をなめそうなので、困ってしまった。 なぜ、インテーク側だけこんな固く締めているのか? 普通に考えればエキマニのほうが温度は高いと思うのだが。 しかもボルトの頭の形状を変える意味が分からん。 普通のヘックスのレンチならかかってくれるのだが、レンチがしなるまで力をかけても緩む気配がない。 ここをなめてしまうととんでもないことになるので、ここは慎重にいかねば。 考えた末に、パイプごと外すことにした。 インマニに少し入り込んでいるのだが、このまま抜き出せそうだ。 パイプごと外せた。 しかし、パイプを外さねばバルブ内を清掃できない。 このボルトが鬼の硬さである。 ソケットが使えればいいのだが、5mmのヘックスのロングは持っていない。 ここはヘックスレンチでなんとかせざるを得ない。 部品単体にしてしまえば力を入れやすい体勢で作業できるので、レンチを使って渾身の力を込めて緩めると「バキン!!」という音とともに緩んでくれた。 やれやれ。 このフランジの上部に冷却水が入っている。 漏れたのかどうかわからないがわずかにクーラントがボルト部にしみこんで焼き付いたようになっていた。 ねじロック剤のような状態で固まってしまっていたようだ。 カーボンはそれなりだが、コテコテというほどでもない。 これが原因で不調が起きるとは考えにくいが・・・。 バルブの動きもスムーズだ。 インマニに入っているパイプの状態。 ネットではこの部分が詰まってしまったという事例も紹介されていた。 定期的に清掃するのが好ましいと思う。 この写真は、一回清掃し終わった後のもの。最初はもう少しカーボンがまとわりついている感じだった。 外したあと。 ヘッドカバーには固定されているだけだ。 内部ギアも再度確認したが、まったく不具合はない。 このあとエンジンチューンナップを用いてある程度清掃したが、あまり丁寧にする必要も感じられなかったのでそこそこに終わらせて組みなおした。 距離の伸びている車体であればやる意義はあると思うのだが、うちの場合はとりあえずひどい状態ではなかったという確認程度の作業だったと思う。 ここが原因でエンストするとはちょっと思えないなぁ。 モーターユニットに不具合がある、とかなら別だが。 次にやるとすれば部品交換しかない。 エンストが頻発して、そのたびに同じフォルトが出るようなら考えることにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 13, 2015 10:20:02 AM
コメント(0) | コメントを書く
[車] カテゴリの最新記事
|
|