カテゴリ:車
手軽に乗れるバイクを買うつもりだったのに、なぜかバリオスを買ってしまったことは前回書いたのだが、おかげで色々としなければならない作業が増えてしまった。
今回はとりあえず簡単で値段も安い、フロントのブレーキパッドの交換。 色々と種類はあるようだが、安い中でも割と評判の良さそうなYAMASIDAのパッドをチョイス。 1680円は安い。 峠を攻めるわけではないので、十分かと思う。 ブレーキをディスクから外す。 ボルト2本を外すだけだ。 パッドの残量はこのくらい。 外から見た感じではほとんど残っていない感じだったが、思っていたよりも残っていた。 まあ、交換時期ではある。 そしてロッドを押し込んでパッドを外す。 ピストンがこのくらい飛び出ている。 ピストンの錆び付などはなさそうなので、ブレーキクリーナーを吹いて軽く清掃する程度にしておく。そのあとシリコングリスをピストン周囲に軽く塗布してからピストンを押し込む。 押し込む前にリザーブタンクを開けてブレーキオイルをある程度抜き取っておく。押し込んだ分、オイルが戻ってくるからである。 今回、ピストンの動きが良く、オイルの戻る勢いが結構あって、ついうっかり画像のようにふたを開けた状態でやってしまって、気がつくとオイルが噴水のようにタンクまで飛びまくっていた(笑)。 軽くふたをかぶせておくこと! パッドグリスを塗ってからパッドを組み付け、元のようにバイクに組み付ける。 そして、ブレーキレバーをタッチがしっかりと戻るまで何回か握って、作業終了。 リザーブの液面の調整も忘れずに。 それから、テスト走行に出るのだが、若干エンジンのかかりが悪い。 すぐにかかるのだが、アイドリングにばらつきがある。 うーん、なんだろうと思ってエキマニを触ってみると、4番気筒が冷たいままだ。 エンジンを止めてプラグを外してみると、ガソリンで濡れている。 失火している。 火花が飛んでいないのか? 1番を外してみると、ちゃんと焼けている。ギャップなどプラグの状態はほぼ同じ。電極が減っている感じも無い。 ただ、番手が違うものが付いている。4番は8で1番は9だ。 1・4番と2・3番で番手が違うというのは聞いたことがあるが・・・。 まあいい、失火の原因を探らねば。 プラグを入れ替えて再始動するが、状態は同じ。 アイドリング中に4番のコードを抜いても変化がないので失火したままだ。 圧縮を確認しようと思って4番プラグを抜いた状態でセルを回すと、なんとガソリンがドバッと飛び出てきた!! なんじゃこりゃ!? 考えられるのはオーバーフローで、動かしていない一週間の間にエンジンにガソリンが流れてしまったということ。 だが、コックはオンなので、ガソリンは流れてこないはずだが、ホースに残った分だけが流れているのだろうか? とりあえず、プラグコードの端子が汚れていたので、クリーナーで清掃して潤滑剤を吹いておく。 今、シリンダー内のガソリンは出たはずなので、プラグを組み付け再度エンジンをかける。 今度は明らかに回転の勢いがある。エキマニを触ると4番もきっちりと熱くなっている。 だが、今度は1番が少しぬるい感じだ・・・。 もう、わけがわからん。 とりあえず、このまま走ってみる。 少し走ると、アイドリングの回転数が3千回転くらいになっていたので、1500くらいに調整して、軽く近所を走ってみるが、とりあえずエンストすることはない。 オーバーフローしているとすれば、このまま走り続ければアイドリングが不安定になり、最悪エンスト、再始動困難となるので、怖くて乗っていられたものではない。 うーん、まだコレと決まったわけではないが、やはり一度キャブをばらす必要がありそうだ。 まあ、避けては通れないと思ってはいたが、めんどくせーなーーー。 フロートバルブがかなり高そうなので、これを交換するかしないかで値段がガラッと変わるな。 磨り合わせで済ませるか・・・。 悩むところである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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