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ウチのキッチンの水栓はグローエである。
グースネックの水栓がいいということで、ミンタを選んだ。 ヘッドがガーっと伸びてシャワーになるタイプであるが、先日、そのシャワーのヘッドが取れてしまった。いや、「もげた」と言うほうが正しいかもしれない。 深夜のことだったのだが、自分がシャワーヘッドをぐいっとやったときに、バキっともげてしまったのだ。 確かに、色々なことがあり、少し強めに力が入ってしまったことは否めない。 だが、まさかもげるとは思ってもいなかったので、一瞬何が起きたのかわからなかった。 で、その数秒後に一気に血の気が引いたのは言うまでもない。 「やっちまった~~」 どころではないのだが、すぐにパソコンに走り、ネットでのミンタの値段をチェックする。 「ろくまんごせんえん・・・マジ?」 高価なのは知っていたが、いくらだったのかはすでに記憶の彼方であった。 今、その値段を目にするとあらためて無駄に金をかけて建てた家なのだということを嫌というほど再認識させられた。 補修パーツとかあるのかと思って色々と探すのだが、なかなかヒットしない。 最悪、まるごと交換とかになるとえらいことになる。 当然、やった者が弁償することになるので・・・・ いやだ!こんな弁償はいやだ!! 必死に探すこと1時間。もう、深夜2時くらいだ。 これはいよいよ本体丸ごと購入しないと駄目な感じになってきたか・・・と諦めかけた頃に、ようやくアマゾンのあるショップで「ミンタなどのヘッド」として売られているものを発見。 DesignMarktというショップの販売リストの中から、なんとか見つけ出した。 これが自分が壊したヘッドそのものなのかは不明だが、「ZEDRA32297、ミンタ31095、31096などのスプレーヘッド部」と記述があるので、おそらくそうだろう。 今注文したら2日後に届くとのことで、意を決して注文! なんとか、これがソレであってくれ~と祈りながら就寝。 翌日の朝、当然のことながら激怒寸前の嫁を前にして、部品は探してすでに注文した、明後日届くからすぐに修理できる、部品代はもちろん払います、と万全のアフターフォローができていますという誠意をみせることでなんとか最悪の場面回避に成功! 胸をなでおろしたのであった。 壊れたヘッド。 見事に割れている。 届いたヘッド。 思ったとおり、壊したヘッドそのものだった。 良かった~。 交換方法はyoutubeで検索するとミンタの取り付け方という動画があるのでソレを見ると良くわかる。基本はねじ込みだが、ホース側のカバーが雌ネジでヘッドが雄ネジなのだが、ホースがヘッドにずぼっとはまっているのでカバーを外してからホースを抜くことになる。 これが結構固くて、動画を見るまではどうやって外すのかわからなかったくらい固い。 これがホースの先で、Oリングのグリスが固くなっているので抜けにくかったようだ。 ここにシリコングリスを塗ってからヘッドに差し込む。 あとはカバーをしっかりねじ込めば完了。 あっという間の作業である。 ただし、ウチのミンタはある改良を施してあるので、その改良部分を移設せねばならない。 このミンタ、見た目は良いのだが、はっきり言って使いづらい。 アカンところは色々とあるのだが、もっともアカンところは水流が強すぎる点だ。 通常の水量で水を出すと、ガーデンホースのジェット水流並みの勢いで出てくるものだから、水の飛び散りがハンパなく、キッチンがびしょぬれになってしまう。 なので、水量を絞って使わざるを得ないのだが、それでも皿を洗ったりすると水が散ってしまう。 出てくる水が泡になっていないのである。 (シャワーにするとさらに勢いがついてしまうので、洗い物にはとても使えない) あまりの使いづらさに、使い始めてすぐにグローエの代理店に怒りのメールをした。 するとすぐに返事が来て、なんと泡沫水流にするためのパーツがあるというではないか。 ただし、それは分解が必要なので個人売りはできない。しかも専用の工具も必要だとのこと。 ハウスメーカー経由で注文してくださいとのことだったので、さっそく担当に電話すると了解ですとのこと。 一ヶ月点検のときにパーツと工具を持ってきてくれて、差し上げますというのでちゃっかりともらってしまった。 このハウスメーカーには嫌な思いをたくさんさせられたのだが、この現場担当責任者のKさんは人間味を感じる人だった。引き渡し後の少しの間しかかかわりがなかったけれど、最初から担当して欲しかったなぁ。 まあ、そういうことは置いといて、これがそのパーツである。 右がノーマル、左が泡沫用である。 エアレーターというやつだ。 ネットで検索して出てくるエアレーターは蛇口の先にねじ込むタイプだが、これはシャワーヘッドの内部にあるものだ。 そしてこれが工具。 ヘッドの出口に差し込んで、ねじ込んであるパーツを回して外すのである。 ここを、 こうやって差し込んで回すと、 こうやって外れる。 あとはエアレーターを交換するだけ。 国産の水栓のようなクリーミーな泡沫にはとても及ばないが、ある程度水量を絞ればはねない程度には変化してくれる。 ないよりは遥かにましだ。 まあ、ちょっと冷や汗をかいてしまったが、なんとか無事に作業を終えることができた。 え?ヘッドの値段はいくらかって? ごせんえんとちょっとです・・・。 痛い!!痛すぎる!!・・・・・ これがヘッド。 次ぎ壊れたら、トートーかイナックスに換えてやるからな!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 16, 2016 01:12:35 AM
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