カテゴリ:車
11月号をもって、(鉄道日本社)自動車工学が休刊となった。
この本は自動車業界の最新情報を整備士目線で掲載してくれていた貴重な雑誌だった。 整備士をやめてからもずっと買い続けていたのは、なかなかそういう、最新の技術情報を詳しく載せている媒体が見つけられなかったからで、この本のおかげでなんとか今の車の構造や技術などの知識を頭に入れることが出来ていたのに・・・。 非常に残念である。 考えてみると、もう30年近く買い続けていたことになる。 人生の中で一番長期間にわたって購入し続けた雑誌だ。 結婚したての数年間、もっとも小遣いが少なかった我が暗黒時代においても、昼飯代を削って買い続けていた唯一の雑誌でもある。 (オールドタイマーは高くて買えなかった・・・) B5版の大きさといい、燃費和尚等の連載記事といい、なにかと変わったところのある雑誌だったが、ネット時代になって誰でも簡単に情報を得られるようになってしまうと、こういう雑誌は存続が難しいのだろう。 自分の場合も、整備で躓いたらまずネットを見るようになった。情報を探し出すのは難しいが、誰かがどこかで何かしらの情報を発信してくれているので、ずいぶんと助かっている。それこそ、「整備日誌アラカルト」に匹敵するレベルのブログ記事もあるのだ。 とはいえ、この雑誌でなければ得られないものも自分には多々あったように思える。 それだけに、休刊という結果は残念である。 いつの日か復刊してくれることを願いつつ、編集やライターの皆さんには感謝の気持ちを伝えたい。 皆さん、いままでご苦労様でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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