カテゴリ:バリオス
タイトル通りだが、以前の作業で錆取りを行ったタンクに穴が開いてしまった。
キャブの修理をして(これも色々と紆余曲折があったのだが)、サブタンクを使用してのエンジン始動を行い、なんとかちゃんとアイドリングすることを確認、オーバーフローに関しても大丈夫ではなかろうかという状態であったので、燃料タンクを取り付けることにしたのだ。 錆の状態はチョコ錆くらいで、錆防止剤を入れて様子を見ながら運用すればなんとか使用できそうだったので(実際は再度の錆取りとかはめんどくさいからもういいや!ってことだったのだが)、そのまま使用するつもりだったのだ。 だが、いざ燃料を入れて始動確認をしようとしたら、燃料がポタポタと漏れてきた。 燃料コックの取り付けが甘かったのかと思っていたのだが、タンクを外して確認すると、ピンホールが・・・。 ネットでそういうことが良く起きると書いてあるのは知っていたが、まさか自分がそうなるとは・・・。 (みなさん、そうおっしゃいますねw) どんだけ錆とんねん!! しゃあないので、ピンホールをふさがねばならない。 で、選んだ方法は板金ハンダ。 一番安い100wのコテとフラックスを購入。 ハンダはウチにあったステンレス用のヤニなしハンダを使用。 しばらく忙しくてバイクは放置状態だったが、なんとか時間が出来たので作業にかかる。 一か所だと思っていたのだが、突っついていくとやはり顔を出すものだ。 四か所もあった。 結構な穴だな。 またいらん出費が・・・。 道具ばかりが増えていく。 いずれランクルのリヤフェンダーも板金するつもりなので、と思っておこう。 ちょいちょいと作業すれば済むだろうと考えていたが、甘かった。 全くハンダがボディに乗ってくれない。 完全に熱量が足りていない感じだ。 やはり100wでは役不足だったか。でも、150wになると一気に値段が上がるんだよなぁ。 そこまでお金出すならデブコンとかでやった方が確実だ。 一時間以上悪戦苦闘するも全く歯が立たず。 イライラしてくるとタンクをボコボコに潰したくなってくる。 バイクも蹴り倒してクズ鉄にしてやろうかという気持ちがフツフツと湧き上がる。 そこをなんとか気を落ち着けて・・・。 家中のコテを集めて、複数のコテでやってみる。 60wと30wのコテ。 普通の基板用と、オーディオのスピーカーケーブルやテーブルタップの処理用のやつ。 うりゃ!!どうじゃ!! これでもアカン! で、ハンダを変えてみる。 配線用のやつ。 これでやるとなんとかタンク側に乗ってくれた! こんな感じ。 よし、何とかなりそうだ。 穴が開くほど錆びてるということは、コック付近は結構な錆があるということなので、念のためにもう一度錆取りをしておくことにした。 実はこないだの超大型台風でバイクのカバーが吹き飛んで、雨ざらしになってしまったのであった。 で、RS‐R1000をもう一度投入して錆取りを行う。 すると、液がポタポタと漏れてくる。 見ると、ハンダとタンクの隙間からにじんでいるではないか。 脱力~~~。 きちんとハンダが鉄板に密着していない模様。 なぜだ?っていうかまだ熱が足りないのか? それともヤニ入りハンダが駄目なのだろうか? 後から考えたのだが、フラックスがアカンのかなと。 購入した奴を見てみるとアルコールが主成分の模様。板金ハンダ用は塩酸だから、ちょっと違う。 フラックスなんて全部同じだと思っていた。 こっちの方が量も多いしちょっとだけ安かったので買ったのだが・・・。 そういうみみっちい考えが駄目なのかね。 しゃあないので、今回の作業はここまで。 一応、錆取りは行った。溶液も投入しちゃったしね。 錆取り剤を排出した後にアルカリ溶液で中和してその後水洗い。 アルカリ溶液は以前も使用したセスキ炭酸ソーダをかなり濃く作って使用。 水洗いしてから水抜き剤で水分を除去してドライヤーの冷風で乾燥。 写真は撮っていないが、うっすらと錆は出た。 もう、なんかめんどくさくなってきたなー。 ほんと、どうでもいいわって感じ? ガソリン漏れがなくなればそれでいいので、このままエスコでコーティングしよ。 10年以上前に購入したものだが、なんとか使えそうだし、どうでもええよ、ホンマに。 そろそろ本格的に嫌になってきましたデス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 6, 2019 12:19:51 PM
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