カテゴリ:バリオス
オイルシール交換の続き。
外したフォークをばらす。 手順としては、キャップボルトを外して、オイルを排出。 カラー、スプリングシート、スプリングを出してから底のボルトを外す。 キャップボルトを緩める時は上から抑えながらでないと、外れた瞬間にバネの力で飛び出してくるので危険。前回の記事ではメガネレンチで緩めているが、外すときはラチェットと24mmソケットを使用している。メガネやモンキーでも出来るだろうが、やりにくいと思う。 底のボルトは結構固いので、スピンナーを使用。ここまで大げさでなくとも緩むとは思うが。 ショック側の雌ネジは固定されているわけではないので、共回りしてしまう場合はちょっと面倒かもしれない。インナーを引っ張るとか、スプリングを入れなおしてテンションかけるとかの工夫がいるかも。 インパクトがあれば一発だろうけど。 ネジを外したら中のシリンダーを取り出してインナーチューブを抜きだす。 あ、その前にダストシールを外してスナップリングを外しておく。 あとはインナーチューブをガンガン引っこ抜いたらシールも一緒に抜けてくる。 それなりに汚れていたが、思ったよりはマシだった。 パーツクリーナーで洗浄する。2本まるまる使った。 あとは逆の手順で組み立てるだけ。 インナーチューブを組んだらシールを挿入。 ブッシュとシールの挿入には内径40mmの塩ビ管を使った。 作業した当日にホームセンターで購入してきたものだ。 かなりの力をかけないとシールは入らない。 組み込むときはインナーチューブにラップを巻いた。 シリコングリスをシールにもチューブにもしっかりと塗っておいた。 それでも完全に挿入するには塩ビ管を軽く叩く必要があった。 シリコングリス 30g [20803] 底部ボルトにはネジロックを塗布。 ワッシャーは再使用。モノタロウで銅ワッシャを買うのを忘れたので・・・。 まあ、大丈夫でしょう。 ネジロック剤 中強度 243 10ml 243-10 ロックタイト(LOCTITE) ホイールを組む前に各部をグリスアップ。 この、チビグリスガンは便利である。自転車の整備の時にも活躍する。 AZ 1ウェイ チッコイグリースガン [グリスガン・グリースポンプ・グリスポンプ] フォークオイルをメスシリンダーで測って入れる。 368ml±2mlだったかな。 AP メスシリンダー 500ml【計量 混合 レース】【2サイクル フロントフォーク 混合ガソリン 混合 バイク】 油面で測る方が確実?らしいが、自分はそこまでこだわる人ではないので・・・。 組むときは一気に組むので、写真をほとんど撮っていない。 まあ、ばらした逆の手順というだけのことなので。 組みあがったので試運転、の前にリヤキャリパーのちょこっと整備。 ちょっと引きずり気味なので、ばらしてグリスアップする。 スライドピンがカチカチになっていた。手に入れてから全く触っていないので、清掃してシリコングリスを塗り込む。 それほど汚れてはいなかった。ピストンのブーツの中にもグリスを塗り込んでおく。 組んでから引きずりを確認したが、そのあと試運転してから確認するとかなり引きずりが軽減されていた。取り回しの時の、特にバックの時が重たかったのだが、スーっと動くようになった。 ブレーキの繰り返しでうまくアタリがついたのだろうか。 ちなみに、フロントの具合はとても良い感じだ。 一見、硬い感じだが跳ねるような感覚は抑えられてギャップを超える時の上下動が一瞬で収まる感じだ。 劇的、とまではいかないが、当たり前の感じになってくれたようだ。 とりあえず、ショックに関してはオッケーということだ。 まだまだ油断は出来ないが、徐々に行動範囲を広げていきたいのだが、はてさて、どうなることやら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 18, 2018 11:05:07 AM
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