カテゴリ:バリオス
さて、グラブバーの取り付けがほぼ完了したので、いよいよ本命のリヤキャリアの作成だ。
そもそも、バリオス用のキャリアがあればこんな面倒なことをしなくても良かったのだが、残念ながらそれがない。と言うか、無い事もないのだが、値段が高すぎるのだ。45000円ほどしたような記憶がある。しかも積載量もたいしたことがなかったと思う。 キャリアを付けるようなバイクではないということなのだろうが、それで「はい、そうですか」とあきらめるほど素直でもないのだ。 まあ、買うバイクを間違えたということに尽きるのだが。 当初はブラックバード用のものをそのまま取り付けようと思っていた。 だが、安いもので8500円、某R社製だと13000円ほどもする。 Riding Spot ライディングスポット ツーリングキャリア オンロードライン CBR1100XX SUPERBLACKBIRD [スーパーブラックバード] 中古もなかなか出回っていないので、ダメもとで作ってみることにした。 キャリアとなると丸パイプで作られているものが多いので、ベースはパイプにする。 一から作ろうと思っていたが、手近にちょうど良さそうなものがあったので流用してみた。 捨てられていたパイプ机のフレームだ。若干太めだが、やや肉厚のパイプなのでウチの溶接機でぎりぎり溶接できるかと思いチョイスしてみた。 それでもすぐに穴が開いてしまうので、直径2mmほどの鉄棒を添わせながら溶接を行い、なんとかつなげることが出来た。 このベースを固定するステーを作成する。 3mm厚の25mm幅の平板を使い、ボルトを止める穴を開ける。 もちろん、グラブバーの取り付けボルトで共締めするのだ。 こんな感じ。 ここに先ほどのパイプのベースを取り付けるのだ。 テープで仮止めしてみる。 まあ、いい感じではないかな? あまり前方にするとグラブバーを使えなくなるので、もう少し後ろに取り付けるつもりだ。 ステーをどうやって溶接していくかが問題である。 出来るだけガッチリつけたいが、あまりじっくりと溶接すると一瞬でパイプに穴が開いてしまう。 TRUSCO 銀ロウ棒 0.8X500mm 5本入 TRZ08500 銀ロウも一つの手段だが、高温度のバーナーが必要だ。 新富士のパワフルなトーチを用意するくらいなら、ブラックバード用のキャリアを買うほうがいいような気もするしなぁ。 新富士 ガスバーナー パワートーチ RZ-820S (シルバーボディ/2.3kW) ステーの取り付けが出来ればパイプ上面に平板で荷物を載せる上面を作っていく予定。 基本的にはリヤボックスを取り付けるための物なので、取り付けベースがきれいに収まるような位置取りをする必要があるな。 もちろん、テール上面の支えのナットに固定するためのボルト穴も、位置を合わせて作らねばならない。 全て現物合わせの作業なので、作成の段取りが重要になってくる。 ここの取り付け方はボルト一本で画像のように止めるか、寸切りボルトを使って袋ナットで止めるか、ちょっと考え中。 固定場所がこれだけでは、かなり弱いと感じる。 このような取り付けだと、積載が5kg程度になってしまうのも理解できる。 テール部分で一か所固定して支えるだけでも随分と頑丈さが増すだろうということは想像に難くない。 面倒くさかったが、やっておいてよかった。 本日はここまで。 実際に完成するまではもう少しかかりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 18, 2018 11:02:18 AM
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