カテゴリ:車
せっかくタープも張ったことだし、ランクルの整備を行った。
日蔭があると、多少やる気も起こるというものだ。 タープにすっぽりと入るランクル。 車全体というわけにはいかないが、今回はリヤがメインなのでこれで十分だ。 相変わらず重たい車で、リジッドラックをかますだけで汗だくになる。 前にリヤカップを交換したのはいつだ? ランクルがウチに来てから一回しかやっていないので、3年前くらいかな? 走行した距離を考えるとまだ交換しなくてもいいくらいだが・・・。 ドラムを外す。 シューはまだまだ残量は十分。 もちろん、ブレーキオイルの滲みもない。 この程度の汚れは全然、きれいな方かな。 カバーの内側にも漏れは見当たらない。 外まで滲んでいなくても、内部に溜まっていることもある。 その状態なら限界ギリギリなのだが、まだ余裕があったようだ。 シリンダーを抜いてカップキットを交換する。 技術的には簡単な作業なのだが、ランクルの場合、難易度は高いのだ(自分にとっては)。 ブレーキシリンダーに装着されているカップ(ゴムパーツ)を交換するだけなのだが、非常にはめにくい。と言うか、めちゃくちゃ固いのである。モーレツな力が必要なのだ。 右のシリンダーに左のカップを装着するのだが、このカップの径にたいしてシリンダーの径の大きい事!!最初見た時、部品を間違えられたと思ったくらいだ。 当然のことながら、倍ぐらいの大きさのシリンダーにはめ込むには、思い切り伸ばさなければならないが、このカップがまた硬いのである。指を穴に引っ掛けて伸ばそうとするのだが、一気に力をかけないと途中で止まってしまい、まず無理。 指は痛いし、握力は無くなって来るし・・・。 カップをハメるためのカップロケットという特殊ツールがあれば楽なんだがなぁ。 普通の乗用車だと、こんなの30秒で終わる作業なのに、一か所30分以上時間がかかってしまった。 指には血がにじむし指先の痺れは数日とれなかった。 toolsisland 7pcs カップロケット セット TH528 次回、数年後の交換作業は出来る気がしない。 握力と指先を鍛えておかないとアカンな。ハァ・・・。 カップ交換さえ終われば後は楽ちん。 リターンスプリングもなかなか硬いが、こうやってシューを絞めつけておけばかなりやりやすい。 シューの調整を行ってドラムをハメる。 それからブレーキオイルの交換とエア抜きだ。 ワンマンブリーダー(自作)があれば一人で出来る。 100均で買った適当な容器とシリコンチューブ(ネットで購入)、ワンウェイバルブはワイパーのウォッシャーの物を再利用している。 ワールドツール アストロプロダクツ ワンマンブリーダータンク 2007000003442 これはついでに行ったクラッチレリーズのエア抜きの写真だが、こういう感じでつないでブリーダーのバルブを開けてからペダルを踏めばオイルが出てくるので、リザーバータンクにつぎ足しながら行えばオイル交換とエア抜きが完了する。 今回の作業で500cc程度のオイルを使用した。 そんなに汚れてもいなかったようだ。 Seiken/制研/BRAKE FLUID/ブレーキフルード 【ブレーキオイル】BF-3/DOT-3/1リットル 最近はディーラーでもそんなに頻繁にリヤカップの交換をしないようだ。 こちらから頼んでも「まだ大丈夫です」と言われてやってもらえないこともあるくらいなので、ホントに大丈夫?とこっちが心配するくらいである。 それにしても疲れたなぁ。 こんな何でもない整備でもこれだけ疲れるって・・・、相変わらずストレスの溜まる車だぜ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 17, 2018 03:31:48 PM
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