カテゴリ:バリオス
たいそうなタイトルだが、登録を抹消したバリオスをちゃんと修理することにした。
どこまで続くかはわからないが、お金と時間が許す限りやってみようと思う。 とりあえず、アカンところははっきりとしている。 燃料タンクとキャブレターだ。 エンジンまでガソリンを送り込むところをきっちりとしてやれば、問題なく走ることが出来る。 若干、白煙疑惑もあるのだが、そのあたりは上記の部分をちゃんと修理してから考えよう。 早速だが、ヤフオクでキャブを落札した。 ウチのキャブはバルブシートの取り付け部が水の侵入によって腐食してしまっているので、見切りをつけることにしたのだ。 中古キャブは落札して届いたものをばらしてみないと良否がわからない。1000円くらいの値段ならいいのだが、その十倍くらいするので、確認するまではドキドキものだ。博打みたいなものだな。 少ない経験から学んだことは、そこそこ大きな中古パーツ専門店で適切な値段のものを購入すれば外れは少ないということ。大手はそんなにアコギな商売はしていないからな。 もちろん、中古パーツは基本手を入れることが前提だ(特にキャブは)。 キャブが届いた。 ぱっと見はマトモに見える。 スロットルにも負圧ピストンにも固着などはない。チョークが固着していたが、これは一度分解した跡があり、ワッシャの組付けミスによるものだった。正しい組み方に戻すとスムーズに動くようになった。 さて、中はどうだろう。フロートチャンバーボディを外してみると、特に汚れているところはない。 フロートは相応のやれがみえるが、ま、こんなものだろう。 肝心のバルブシートは・・・ きれいなものだ。オーリングもまだ弾力がある。 もしかすると、この部分は手が入っているのか? それにしてはバルブシートに掴んだ跡が無い。さすがに新品を奢るとは思いにくいのだが・・・。 キャブボディ側も大丈夫だ。 きれいにアタリがついているようだ。 見る限りでは悪いところはなさそうだ。 もしかすると、組付けミスによるチョーク不良で放出されたラッキーな個体なのでは・・・ という甘い期待が湧き上がってくる。 となると、このまま車体に組んでやったらエンジンかかっちゃうのでは? そうとなれば話は早い!とばかりに準備にかかる。 バリオス改めボロオスですw。 この光景も久しぶりだな。 こうやって見るときれいなんだが。 下が今回手に入れたモノだ。 さて、こいつを車体に取り付けよう、という段になってようやく冷静になってきた。 待て待て、その前にサブタンクを使ってガソリンだけ流してみるべしだろう。オーバーフローとかしてたらまたエンジンにガソリンが入ってしまう。 ということで、サブタンクからガソリンを流してみる。 これも久々の「油面調整くん一号」だ。 ガソリンはアドレスより拝借。 で、コックを開いてガソリンを流してやると・・・ ジャバジャバと漏れてきた(笑) 燃料ホースをつなぐフィッティングのつなぎ目から、まあ出るわ出るわ・・・ オーリングがいかれてるんだね。 こりゃだめだ。 ま、普通はそうだよねw。 もともとオーバーホールはする予定だったので、キャブチャンバーのパッキンやバルブシートとパイロットスクリューのオーリングは注文済みだった。 調べるとフィッティングのT字部分は一式でしか出ないようだ。左右の棒の部分はオーリングが出るので、それを注文する。 届いてからの作業だな。 キャブを割るのは初めてだなぁ。 面倒でなければよいのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 17, 2020 09:28:43 PM
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