この季節になってくると日の暮れるのが早く、ライトを点けることも増える。
純正のハロゲンはライトユニットが古いこともあってとても暗い。なのでLEDバルブを装着しているが、白すぎて雨の日とかはよく見えないし、手前があまりよく照らされてない気もするのでフォグランプを取り付けたい。当然LEDバルブを使って消費電力を抑えて、夕方の薄暗い段階でデイライトの代わりに使いたいと考えている。
そこで問題になるのが消し忘れ。
古い車なので消し忘れてもブザーで教えてはくれない。実際、スモールの点けっぱなしを何度かやってしまったことがある。
ということで、前準備として消し忘れ防止ブザーの取り付けを行う。
商品として売っているものを色々と探したのだが種類が非常に少なく、値段も高い。4000円とか払う気にならんわ!24Vで使えるかもわからん。
となると作るしかない。
リレーとかなんやかんや、めんどくさそう~
ネットを彷徨っていると、非常に簡単な回路で作っておられる方を発見したのでそれを拝借する。
材料はブザーとダイオードだけ。
自分は念のためにヒューズも入れる。
ブザーにダイオードをつなぎ、ライトのラインとACCのラインの間に入れるだけ。
エンジンがかかっている状態でライト点灯しても電位差がゼロとなるのでブザーは鳴らないが、ライトを点けたままエンジンを切ると(キーをオフにすると)ACCがゼロボルトとなり電位差が発生しブザーが鳴るという仕組み。
ダイオードを入れることで、その逆ではブザーは鳴らないようにするわけだ。
(プラマイ逆だとブザーは鳴らないのだが、もしかすると壊れるかもなのでそっちの防止かも?)
作成作業は簡単だが、ライトとACCの配線を探す方がめんどくさかった。
幸い、シガーソケットがACCで通電するタイプで、しかもライト点灯でバックライトがつく仕様だったので両方ともシガーの配線から分岐させた。
ブザー音が大きすぎるのでビニールテープで消音してから設置。
テストして消し忘れ状態でキーオフするとブザーが鳴ることを確認して完了!
今回の作業で何が一番大変だったかと言うと、ブザーとダイオードの調達。
なんせ24V車なので一般的な車用部品は使えないものが多い。それに加えて車用品でブザーやダイオードとかは無いので、どれが使えるのか自分で考えないとイカンのがめんどい。
高いものを使うと自作の意味が無いので、出来るだけ値段も安いモノを選ぶ。
今回使用したものは、ブザーは320円、ダイオードは10個入りで400円。
ヒューズとかは手持ちのガラクタから拝借したものなので、余裕で1000円以内に収まった。
もちろん、取り付け前に24Vに接続してブザーは鳴るか、逆接続したときにダイオードはぶっ壊れないか、ちゃんと確認している。
今時、こういう装置が必要な車も無いと思うけど~