バリオスのキャブレターの整備 フロートバルブの交換
燃料タンクの錆取り作業が一段落ついたので、本来の目的であるキャブの整備に取り掛かる。何度か整備を行っているのだが、依然としてオーバーフローの症状が出ているので、重い腰を上げてフロートバルブを純正の新品に交換することにした。ただし、さすがにバルブシートとセットとなると15000円オーバーなので、それは無理(一番のみ、前にセット交換している)。今回はフロートバルブのみ、交換だ。バリオス純正はセットでしか出ないが、ゼファー用ならバルブのみで部品が出る。ほぼ同等品のようなので、流用できるようだ。ゼファー用のバルブ。税込み 1,872円×3である(10%offの値段)。もちろん、三個購入している。左から、購入したゼファー用純正、元々装着されていたバリオス用、アマゾンで購入した汎用品である。パッと見は、ほとんど変化はないのだけどね。今回の純正品にはクリップはついていない。クリップ形状は汎用と純正で少し違う。奥が純正新品。ゴムの質感が違うなぁ。これで直ってくれれば良いのだが・・・。今回、パイロットスクリューのОリングを交換した。今まで換えてなかったんかい!!モノタロウでフロートバルブと一緒に購入した。ちなみに、バイクの純正部品がモノタロウで購入できるのをご存じか。何でも、というわけではないと思うが、カワサキのものは出るようだ。しかも、車用品10%オフの日に買えば安く購入できるのである。お得である。↓↓↓ここのお店は楽天でモノタロウの商品を売っているようです。プロの工具ショップ YOSHIMURANOK Oリング Sシリーズ(固定用) フッ素4DS3 1個Оリングの取り出しは少し厄介だが、クリップを加工して取り出しツールを作ると楽だ。スロージェットが詰まり気味に思えたので、急遽取り外してキャブクリに漬け込んで清掃。ジェットの穴を清掃するツールも購入していたのだが、一番細いものでも通らなかった。メインジェット用なのかね?とりあえず、交換終了。フロートの高さを合わせておく。フロートがヘタっていることを見越して、14mmに合わせた。一応、同調も合わせ直しておく。こればっかりは適当になるが、どうしようもない。今回、クリップをバタフライに挟んでやる方法を試してみたが、イマイチ精度が良くない気がするので、やっぱりやめた。基本は、このスローの出口の穴(バタフライの下部中心の真下にある小さな穴)で合わせてから、最終はバタフライの隙間から漏れ出る光の加減で調整するという方法で行った。後方からライトで照らして、透かし見る感じ?でも、これもイマイチ微妙なんだよなー。とは言え、今まで吹けが悪いとかアフターファイヤーが出るとかそういうこともなかったし、まあ良いのではないでしょうかねw。負圧計を購入してまでやろうとは思わないので・・・。財布に余裕が出来たら買ってみてもいいけど。本日はここでタイムアップ。次回、ガソリンを流してみて漏れ出てこないか確認したら組み付けよう。タンクはよほど錆が進行していなければ、とりあえずそのまま使用してみるかな。また、お金を使っちゃったので、なんとか調子が良くなってくれたらいいんだけどねぇ。