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という訳でタコの続編。
メルマガにも書いたけど、タコは2枚目のアルバムで 「サヨナラ」という曲をシングルで発売していた。 もしかして日本だけでシングル化されたのかもしれない けど、この曲を出した当時日本に来日して、何かの 歌謡祭で歌った映像を見た記憶がある。 一応私カセットにこの曲ラジオから録音していたのだけど もう10年以上聴いていなかった。そこでいい機会なので 聴きなおしてみた。そこで感想。 いや~ユルユルでいいわ。 何と言うか、いいお湯につかっているような感じの曲だ。 日本ネタで、女性との別れという訳で、多分「喋々夫人」 あたりをベースにしたのだろうけど、カヨコという女性との 別れを歌った曲だ。 冒頭から日本語が出てくるけどこれが何かおかしい。 ”愛する南人さん、何が我らを切り離しても、この愛を 裂く事はできません” などと抑揚のない女性(一応カヨコという日本人らしいが 怪しい)の声で語られるが何かたどたどしい。大体 「南人さん」って何だよ。そのうえセリフ自体が直訳風。 で、タコの歌になるが、どうも冒頭のメロディは中華風。 サビになるとかなり曲調が替わり、どちらかといえば ハワイアン風になる。後の方で貧弱な女性のスキャット が聴こえるのがいい。 で、またセリフ ”広い海よ、愛する南人さんを、私の元に連れ戻して下さい” ちなみにタコは”カヨコ”しか日本語を喋らない。 しかし英語の歌詞の中に「さよならの意味はグッドバイだよ~」 なんて言っているのは、日本で以前かなりヒットして、私も 以前ここに書いたサム・カプーの「ちょと待って下さい」を 思い起こす。 なおこの曲の全体のイメージはレゲエ調なのだ。なかなか 凄いと思わないか? タコのオリジナル曲って、結構こういうユルユルの曲が あっていいんだよね。しかしこれで日本で受けようと したのはさすがに'80年代では無理があっただろう。 という訳で、'80年代擬似レゲエの名曲「サンシャイン レゲエ」(レイドバック)と並ぶ素晴らしい出来の曲だと 思う。是非再発希望。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月17日 19時38分02秒
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