未勝利伝説

光の玉・・・
これを持っている・持っていないでデッキ・戦略が大きく変わると思います。

ドラクエ関係のブログをいろいろ見てみましたが、全国的にやはり「状態異常＋光の玉」が主流になっている感じがしました。

しかし光の玉もただ使えば良いという訳でもなく、４玉押しが正確に出来るという事が前提になると思います。
こちらの大会でも光の玉を使うプレイヤーはいましたが４玉押しが出来ていない為、せっかくの光の玉がムダになっていました。

未勝利は・・・
光の玉を持っていません。
っていうか必要だと思いません。

対策デッキや対戦時における慣れなどを練習するのには必要ですが、対戦（大会）には使う気もないし、使いたくありません。

実際持っていた方が有利なのはわかっています。
しかし光の玉を使ってしまってはドラクエの面白さを半減させている様にも思うからです。

ドラクエの対戦は光の玉を使いゆうきを溜めてとどめの一撃を喰らわせる事が面白いのでしょうか？
状態異常チームで相手に何もさせず、また相手にダメージを与える事なくとどめの一撃を喰らわせて勝利するのが面白いのでしょうか？

自分は違うと思います。
とどめの一撃の面白さは、お互い打ち合って、打ち合っても勝負がつかずにとどめの一撃にもつれ込み、どちらかが勝つ！っていうのがプレイしていても見ていても面白いのだと思います。

またそのとどめの一撃に辿り着く過程も面白いのだと思います。
圧倒的に不利な状況からＳＰステテコダンスを使った所、すべての攻撃に会心の一撃が出てしまい捲くってしまったとか、相手が大ぼうぎょを使ったが会心３連発のおかげでオーブが満タンになって大逆転！とか・・・
こんなとどめの一撃は面白いと思います。

しかし光の玉や状態異常攻撃でオーブを満タンにしてとどめの一撃を発動させたとしても面白くない・・・
スクエニは本当にこんな対戦が面白いと思ってこんなクソＳＰを出したのか？
ゲームバランスを崩す状態異常が面白いと思っているのか？

モンバトの場合、ドラクエと比べて状態異常の概念が違うんですよね。
ドラクエの状態異常は相手の動きを止めてＨＰを削るなり体力回復するなりのあくまで補助的なものなのに対し、モンバトの状態異常は相手の動きを止め、ゆうきを溜める事を前提にした状態異常。
よってとどめの一撃があるモンバトでは補助的なものではなく主役的な存在になってしまいます。
状態異常を補助的な役目にするにはやっぱり状態異常（眠り・混乱）はゆうきが溜まらない仕様にしないとダメでしょう。
これなら状態異常で動きを止められても納得できます。

また単体攻撃での状態異常は（足ばらい、しめつける等）ゆうきが溜まっても良いと思います。
攻撃自体が状態異常が前提ではありませんからね。
その分攻撃力は弱いし、状態異常に掛かる率も低いですからね。

あとモンバトでの不満は、マホトーン時の「とまどいながらこうげき」は無しにしてもらいたですね。
いくらダメージが少ないといってもこれはちょっと納得しかねます。
マホトーンによって呪文を封じたのですから、呪文を選択していた場合は何も出来ないでいいんじゃないでしょうか？

この点から見てもモンバトの完成度ってのはまだまだかな？って思います。
ゲーム性的には本当に面白いと思います。
ただゲームバランスの点から見るとホントお粗末にも思えます。

ゲーム性が違うので比べられないのかもしれませんが、ムシキングはゲームバランスの取れた完成度の高い対戦ゲームだったと思います。

のちのち「すてみ」「ばいがえし」みたいな特殊技が出現してきてバランスが崩れた感じがしてきた所にあのタッグマッチ・・・
「すてみ」がムシキング終焉の始まりだったのかもしれませんね・・・