教育コンサルタント今道久惠の幸せ日記

　　　　　　　　　「痛いの痛いの飛んでいけ～」

誰にでも出来て最高のパワーを持つ言葉じゃないかな～と思います。
言霊という日本語があるように、優しい言葉はステキなエネルギーとなって
私達の心と身体を癒してくれます。とても自然に…けれど力強く。。。

幼い時転んで擦り剥いた膝を抱えて家に帰ると母が良くしてくれました。
祖母もしてくれました。家の前の八百屋のおじちゃんもチクチクする髭を
私の頬にこすりつけながら痛みを飛ばしてくれました。そのころから私は
多くの方に守られていたんだな～と思います。

自分が母となった今、子供達にステキな言葉をかけてあげられることも
母なる癒しの心なのかなぁと感じます。

焦ることなく、短所を指摘することなく、子供の長所を褒めてあげるには
まず、自分自身の弱さをしっかりと見つめてみることが必要なんだなぁと
つくづく感じました。人の短所は目につきます。子供であっても友人で
あっても同じです。自分の弱さを指摘されると辛いことは良くわかって
いるのに子供達には平気でマイナスな言葉をかけている光景に出逢う時
胸の真ん中がとても痛みます。

甘やかすとか、しつけをしないと言う意味ではないのです。
同じ時間であれば、楽しく前向きな言葉がけができる事はなんとステキな事
なのだろうと思うのです。特に子供が病気で体調を崩している時に温かい
言葉をかけてあげられる余裕は、自分自身を見つめ認める事が出来るから
こその『母なる癒し』の力なのではないでしょうか。

母親から発せられる不安や恐怖の感情は、子供にストレートに入ってしまう
のではないかと思います。体調を崩している幼い子に対してはなおさら・・・
こたえるのではないでしょうか。事実だけを見つめて「飛ばしてあげる」
それだけで良いのだと思います。日々の生活態度や過去の出来事とリンク
させて怒りや苛立ちをぶつけるのは、とても残念なことです。


「子供と共に育つ」「自分も一緒に育つ」と言う出来事に多く出会う機会が
あり、母の大きさや力強さを肌で感じています。母は偉大なヒーラーだと
思います。その癒しのエネルギーの使い方を間違わなければ！です。
母に勝るヒーラーなしという感じでしょうか。

いつも病気がちだとか、なかなか症状が良くならない、子供との関係が・・・
と感じている方は、今一度ご自分の発するエネルギーを感情を見つめ直して
みませんか。真っ先に考えるのは、自分自身の事だったりする事が私にも
良くあります。子供のせいにして、出来ない理由や前に進めない事を嘆く
のではなく、まず自分の心と身体をニュートラルにさらにポジティブに向け
て言葉を発信してみると生活がビックリするほど変化するようです。

私も反省の毎日です。まだまだ、大いなる母には遠く及びませんが
感謝の心と反省の心、この２つを持ちステキな言葉を発信していきたいと
思っています。子育て中のみなさんに、少しでもこの気持ちが伝わると
うれしいなと思います。ありがとう！