教育コンサルタント今道久惠の幸せ日記

親子セッションをさせていただくときの質問内容で育児相談の次に多いこと

それは、お母様ご自身の心身バランス「感情の波」についてです。

子どもと長時間一緒にいると何故か怒りがこみあげてくる

学校や幼稚園の保護者会や参観を苦痛に感じる

役員の負担やサークルでの人間関係に押しつぶされそうになる

などなど、多くの方が心に重荷を抱えていらっしゃるようですね。

今を見つめ、過去を見つめ、未来を見つめることで、いとも簡単に問題解決

することもあるようです。私も一人目の子育ての時はそうでした。

そんなステキな問題解決の方法の一つとして、ブレインジムエクササイズ

をオススメします。思考を明るく前向きにする「脳の体操」です。

とても簡単なものばかりで、スグにお使いいただけお子様と一緒に出来る

ところが嬉しいですね。

私自身、ブレインジムを知ってからもう一人子どもを産みたいなぁと感じました

赤ちゃんが首をもたげたり、手足を左右に広げたり、寝返りに挑戦したり・・・

そんな愛らしく素晴らしい能力である原始反射は人間に等しく備わっているのです。

そのような動きをもとに臨床の上に研究開発された教育キネシオロジープログラム

がブレインジムなのです。ですからどれも簡単で楽しい愛のある動きばかりです。

赤ちゃんから幼児へそして大人へと進むその成長段階において

人は少しずつ学び経験していくのです。

１・まずは赤ちゃんの原始反射から・・・

　　より良く生きることにかかわる脳、後頭葉の脳幹部分を働かせます。

２・２歳ころから始まる肉体的にも精神的にも大変で大事な時期・・・

　　自我の目覚め・・・感情表現の脳、辺縁系中脳が司ります。

３・小学校へ入学するころになって特に人間らしい発達をとげる部分

　　大脳新皮質の活性化、右脳と左脳のコミュニケーションへと学びが進みます。

そして本日のタイトルである「なぜ怒りたくなるのか」の脳は、この２番目の部分

２歳から５歳ころに盛んに学びを深める脳の辺縁系の部分にそのヒミツが

隠されているのです。

突然で驚いた　とか　急に悲しくなった　とか　怒りたくなった

という感情の波をなさん経験なさったことがあるかと思います。

そうそう、ご自分の幼少期のことも振り返ってみてくださいませ。

泣いたり、怒ったり・・・そのときの周囲の対応・反応はいかがでしたか。

怒ることで相手が許してくれた　とか　泣くことで優しくしてもらえた

という経験がある場合、記憶の中でその感情を表現することで周囲に

認められた気分になったり、自分が納得できたのではないでしょうか。。。

すると・・・怒るという感情表現を過去の記憶の中から選んでいるということに

気づかれることと思います。また無視された、とか、かまって貰えなかったと

いう経験をお持ちの方であれば家族や友人に対して自分の気持ちを抑圧する

ことを選んでいるかもしれません。

どちらも上手に受け取り・上手に表現するという「感情の脳」の部分に勝手な

こだわりや思考のクセがあるように思いませんか。それが日常生活でいえば

　　　　　争うことや戦うこと　　VS　立ち去ることや逃げること

という行動にあらわれてきます。

怒りを誰かにぶつけること、喧嘩をすることで解決をしてきた。。。

怒りを我慢することや自分を責めることで周囲との調和をとってきた。。。

どちらも自分なりには感情の波に向き合っているつもりでいても

脳の中ではバランスが崩れているよと警告がでているのですね。

なので、子育てという親子の感情の波がぶつかり合う部分では

毎回多くの学びの場が用意され、保護者である大人がそれに気づかない

かぎり永遠にそれは繰り返されるわけです。

私も子育て真っ最中ですので、その脳の仕組みと感情の波を理論的に理解

することが出来たとき、子どもを愛することの真髄にふれたような気がしました。

８月２２日は、親子ブレインジム体験会を開催します。午前中はブレインジムを

親子で楽しみ、午後には別室で理論のお勉強時間を用意しております。

お子様は保育スタッフとともに脳を元気にするエクササイズとリボンレイ作りを

楽しむ予定です。どうぞ横浜まで遊びにいらしてくださいませ。

お問合せお申し込みは（有）ジニアスラブまでどうぞ