カテゴリ:ブレインジム
岡山県倉敷在住の小児科医、吉岡春菜さんのお招きで、医療に従事するかたに向けたブレインジム研修をご提供させていただきました。会場は、重井医学研究所の附属病院内にある療育センターで、ジャックと豆の木を連想させるような大木と隠れ家がフロアにあり、子ども達の好奇心を心地よくクスグってくれるような造りでした。
医師・看護師・言語聴覚士・臨床心理士・理学療法士・作業療法士・保育士・セラピストさん等など、ご多用のところ多くの医療従事者の皆様にお集まり頂き感謝の気持ちでいっぱいです。お仕事の合間に、昼食もとらずに参加してくださったかたもいらして、頭のさがる思いです。ありがとうございました。
教育キネシオロジープログラムであるブレインジムが、「医療」というカテゴリーに溶け込んでいく瞬間を私自身、肌で感じることのできたステキな瞬間でした。「医療」と言うと、とても敷居が高く感じられ敬遠しがちですが、学習障害や発達障害のある子ども達の成長を「豊かな個性」と捉えて、日々真摯に療育に向き合っておられる先生方に出逢うことができ、子育て真っ最中の私にとっても、親しみやすさと和やかな雰囲気の中、終始リラックスした状態で講座を提供することが出来ました。 基本のエクササイズ「PACE」をお伝えしたあとは、からだの動きと発達について、お話ししました。さすが医療者の方々、メンタルケアはバッチリ整っていらっしゃいました。しかし、過労からか肉体的なケアを必要とされているかたも多いようで、伸びのエクササイズやマッサージには関心が集まっていました。 御質問も、とても幅広い分野からなされ内容も深いものでした。 ◎イスに長い時間座っていられない子ども達や姿勢改善への運動提案 ◎スグに癇癪をおこしてしまい、集中力に欠ける子ども達への対応 ◎指導者自身のメンタルケアやコミュニケーションに役立つブレインジム ◎吃音や斜頸に対するアプローチなど
簡単なエクササイズで、快適な日常生活をおくることができ、こころもからだも元気に変わることができる「ブレインジム」の素晴らしさを改めて実感することができました。最初はクロスクロールが難しかった子ども達も、キラキラシール大作戦が見事大成功!楽しそうにお母様と手をつなぎ帰宅なさいました。
「療育」や「小児医療」の現場は、このように愛に溢れた先生方と吉岡春菜さん御夫妻のように「クライアントさんとの心の繋がりを大切に」想う医師達との連携によって成り立っていることを学ばせてもらった有意義な時間でした。 吉岡秀人さん、吉岡春菜さん、ご家族は春からその本拠地をミャンマーへと移されます。国境を越えて、子ども達を見守る姿に、心よりエールを贈りたく思っています。 医療従事者のかたへ向けた、ブレインジム3日間集中公式コースを4月28日(土)・29日(日)・30日(月・祝)に開催いたします。お時間が合いましたら、横浜まで足を運んでくださいませ。また、出張講座も承ります。お気軽にご連絡ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 14, 2012 11:17:16 AM
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