カテゴリ:芸術
昨日は、夕方から話題の映画「わたしの男」を観に行きました。 衝撃的な映画でした。 桜庭一樹さんの小説の映画化で、以前本が出版された当時、 その本を読んでいたのですが、内容をあまり覚えていなかったので、 小説よりもさらに、映画の方ではリアリティがあって、 生々しい人間のサガが描かれていたと思えました。 主人公の二階堂ふみさんとその子供の頃の子役の子供の 顔が本人のようにそっくりで、彼女が、まさに成長して行く過程と 津波で両親を亡くした娘が、養父役、浅野忠信のと深く繋がりすぎた、 不適切な関係が、心理的に、スリリングに観ている観客に迫ってきます。 クライマックスが三回くらいあって、人間が追い込まれていく 過程を見事に映像化していると思いました。モスクワ映画祭で作品賞と 主演男優賞を取ったのも頷けます。 映画を観た後、浅野忠信の顔がチラチラ思い浮かんで・・しまいました・・。 そうそう、桜庭一樹さんの本は二冊だけ読んだことがあるのですが、 推理小説「赤朽ち葉家の伝説」が面白かったですよ。 最近、小説を全く読んでいなかったので、久々、小説を買いました。 アリス・マンローの「イラクサ」ノーベル文学賞を受賞した小説家なんです。 いつもありがとうございます~♫ それでは、皆さま、本日も良い日をお過ごしくださいネ~☆
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