カテゴリ:小説
本日は、雨音が初秋のメロディのように しとしとリズムを作っています。 さあて、上の黄色のハートと☆のイラストを描いてみました。 黄色は、脳が活性化するらしいですよ。 デジタルアートで有名なチームラボの会社の壁は黄色なんですって。 * さて、本日も即興小説を書きます。今、創ったばかりです。 絵は、FFFFOUND!から、お借りしました。 * アニーという女のこがいた。 アニーは、夏休みが終わり、新学期が始まっていた。 学校から帰ると、アイスクリームを冷蔵庫から取り出して、 食べ始めた。 食べているときに、外で、ピロロロ~ンという変な音が聞こえたので、 何かしらと、アイスクリームをテーブルに置き外に出てみた。 特に、誰もいないし、変わった様子もない。 アニーは、部屋に戻ると、アイスクリーム は無くなっていた。
「隣の猫に取られちゃったに違いないわ!」 アニーは、そうつぶやいて、家の中、外をあちこち探し始めた。 近くの家から近い桟橋まで行ってみると、アニーの食べたアイスクリームは 桟橋のはしっこの落ちそうな所にあった。 「ああ・・・・わたしのアイスクリーム!」
それを見ると、アイスクリームに草が生えているではないか! アニーは、泣きながら、そのアイスを家に持ち帰り、お皿の上にのせた。 そうして、草をのけて、底の方のアイスクリームとコーンを食べた。 アニーは、そのまま眠ってしまった。 ママが、ただいま~と玄関のドアを開けて帰ってきた。 「ギャー! 叫び声がしたので、アニーは飛び起きた。 「アニー、アニー、いるの? これなに?」
アニーは、ママの指さす方を見た。 アニーもびっくりした。 リビングの観葉植物が、壁を突き破っていたのだから。 アニーは、狐につままれた思いだった。 それだけじゃなかった。 家の壁から海が見えて、アイスクリームのあった桟橋まで、テーブルが 繋がって見えたのだから・・・。 アニーは、おそるおそる、テーブルに乗り海の方へ歩いて行った。 「アニー、やめなさい!行くのは!」 ママの叫び声が聞こえた。 アニーはお構いなしに進んだ。
いったい、なんなの? どうしてこうなっているの? 桟橋を進んでいると、いきなり、桟橋は消えて、 ドボ~ンとアニーは海に落ちてしまった。 そこにいたのは、見たこともないクラゲたちだった。
アニーは、クラゲたちと一緒に泳いだ。 心地よい感覚。 クラゲはアニーにいっぱい寄ってきて、遊んで、遊んで、と言っているよう。 楽しそうに泳ぐ、アニーとクラゲの様子を、隣の猫が なんだニャーと上から不思議そうに眺めていたんだとさ・・。
では、今夜も明日も良い日をお過ごしくださいネ~♫ いつもありがとうございます~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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