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  ひらめきハート満天丘  花村実葉         

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2014.10.07
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カテゴリ:小説
6月の糸車 赤い薔薇.jpg
 
  ノーベル賞、青色発光ダイオードの中村修二さん、
 
いつか取るだろうと思っていたけれど
 
 良かったですよね! 日本人三人~♫ congratulationes!
 
 生きるってことは簡単じゃないですよね。ましてやノーベル賞を受賞するってこと。
 
 本日、過去のワードをチェックしていたら、
 
 「自分の人生を考える 」という散文が出て来ました。
 
  小説のような日記のような文です。
 
 
 
 
  自分の人生を考える。今まで歩いてきた我が道を考える。どこかで間違っていたのかしら? わたしの歩んだ道草という棘の道。それは時々かかとに突き刺さり、時々甘さに酔い幻想の森を彷徨いたどり着いた水辺・・・そこにいた水の精。

 その姿は霧のよう。姿があるような無いような、わたしを導いたと思ったキツネのしっぽは、遂に姿を変えてお山になったような、小枝になったような、

涙のしずくになったような・・・わたしのかかとをカモシカの足になぞらえたあの人は、宇宙の彼方に飛び立って、残されたわたしは迷路に迷い込み、出口を見つけることが出来ない。ここに来たのが間違いだった。今はだだ、そう思う。この住まいは悲しみの部屋だった。何もかもが留まって動かない。大理石の像のように見えない悲しみが宿っている。その悲しみはわたしを誘いこの部屋へ導いたのだわ、きっと。あの人に振られた失意に泣いた女が死を遂げた部屋に違いないと思った。だから、辛いことばかりがあったのだわ。

 この部屋は住んではいけない部屋だったのだと。今はそう思う。まるで金縛りにあったように、動こうとすると私の体を縛り動かさない。走り出そうとすると足カセが掛けられる。この部屋に住む亡霊が何かを伝えたかったのだと、悲しみの彼女の霊を供養してほしいのと。愛することの苦しみ、切なさ、希望、裏切り、絶望、あの人への恨み、あなたの苦しみを、そうわたしは分かったわ。

だから、どうか、静まってあの世で安らかに眠って下さいな。

  わたしはもうしばらくしたらここを出るけれど、あなたはここから去って、天国に行って下さいな。あの人の心にはあなたのことはきっと残っていると思うから。忘れていないと思うから。ほんの少しは後悔していると思うから。安らかに眠って下さいな。ずっともっと長くここに居たい気持ちもあったけれど、もう出ていかなければなりません。だから、あなたとももうお別れよ。あと少しで。7月になったら3年になる。何という速さ。時間と一日という日と3年という年月。わたしの若さはやや若いという溌剌さは失われ少しばかりのパワーという、真の光のようなエネルギーを自ら火を起こし、風を起こし、循環を起こす。

人は符号する相手を探し歩き、旅をするものですね。まるで磁力に惹きつけられるようにあてどなく。愛という熱き魂の彷徨う玉を求めて、つかもうとして、捕らえようとして、なかなかつかむことも捕らえることも出来ずに、獲物を捕らえ損ねたピューマのようにへたばって、命が尽きてしまうのでしょうか?

ピューマっていうとかっこいいけれど。わたしはせいぜい羊かウサギ。のんびり草を食べてのんきにしている羊。それか、ぴょんぴょん飛び回って騒がしいウサギ。決して美しい白鳥ではなく・・・。あなたがどんな女のひとか知らないけれど、どうかあの世で幸せになって下さいね。生きている人間に未練を持ったところであなたが幸せになるなんてこと、ないと思う。死んでしまったら、その世界の中でだれかいい人を探すしかないでしょう。さあ、わたしはこれからどうしましょう。人間とのかかわりよりも、草と話したり、お花と話したり、鳥と話したり、その世界に入ってしまうかも。シロツメ草とか、露草とか、庭を覆う雑草を眺めて、白い薔薇の垣根を作って白薔薇の家にしようかと思うわ。そこでお客様にコーヒーを出して、何かの教室なんか開いて、ある日はケーキを焼いて、ある日は、朗読会なんかを開いて、ある日は、アクセサリーの手作り会なんか開いて、ある日は、絵本を作る会なんかやって、アヒルさんとか、カモさんとか、みみずくさんとか、白鷺さんとか、雀さんとかといっぱいお喋りして、和気あいあい楽しく過ごしたいと思う。

 

 仮に津波が来て呑み込まれたら、それでお終い。どうどうと死のうじゃないの。もう、それだけの覚悟を決めて、わたしは西に向かうかしら? 人生の後半を小さな希望の明かりを灯して、もう道草ではなく、小さなパティオで、心地よい人としての実りの時間を過ごせたら。気取りではなく、自分自身の等身大で、少しもカッコつけないで、わたしは生きる。神様がわたしを生かしてくれるなら、わたしは西に向かおう。もし、わたしに共に生きる人が出来たら、どんなに幸せかしら? わたしは、その人のために、朝食を作り、珈琲を沸かし、テーブルに花を飾りましよう。豊かな愛を花が香るように愛で満たしましょう。愛する人が居たら・・・そう思うけれど・・・。何気ない日常をさりげなく、優しい言葉で紡ぎましょう。野花を眺めて私はまた、物語を書きましょう。そして、あなたを描きましょう。真っ赤な表紙の装丁の中に、あなたとわたしの物語の続きを綴りましょう。人生の晩年の赤く海の上にきらめく黄金の砂金のようなゆらめきを喜びをもって感謝して・・・きっと、きっと、素晴らしい人生だったと言えるような残り火を、愛の波動で豊かに燃え上がらせて・・・。

 

 長い文章を読んで頂きありがとうございます~♫ 

  この文を読むと、数年前に書いたものですが、このときは西には引っ越さなかったのです。

 実をいうと、住まいに幽霊がいるような気がしていたのですよ。以前の住まいに・・。

 変なことばかり起きていたのでね・・。

 

 今の場所も、築三年で新しいのですが、変なことは相変わらず起きています。

 寝室のお月様のような照明があるのですが、一昨日出掛けていて、夜帰宅して

寝ようとしたら、ランプシェードの円に糸を巻いてあるのが、8カ所ほどほつれていたのです。

  自然になったとは考えられないし・・。へんだなぁ~ 既製品ですが・・

  そのランプシェードは、以前は、ある日帰宅したら大きく凹んでいたこともあったのです。

 わたし以外に誰も入っていないのに・・・。勿論、頭がぶつかる高さには無いのです。

  皆さまにもそんな変なことあるでしょうか?

   

  昨年1月に行ったスペイン・・・

  風景風車と.jpg

  感動的な写真を見つけました! FFFFOUND!から。愛ですネ! 

 tumblr_lnuaygUMu01qei7yoo1_500.png (473×700)

   

   






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Last updated  2014.10.07 23:48:35
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