カテゴリ:小説
このところ、電子書籍の出版に向けて時間を費やしています。 しかし、しつこくハッカーに邪魔されるので、本当にやっきりします。 やっきりとは静岡弁ですが・・・ 気を取り直し、本日は久々の即興小説を。 * 『時間と風景』 わたしは、巨大な丸太を目にしていた。 直径は2.5メートルはあるだろうか? わたしの生命の年輪を遥かに超えた生命の樹木が 輪切りになっても尚も、形を変えて生き続けるという命というもの、 そんな丸太の輪切りを見て考えた。 丸は、得体の知れないオブジェにもなる。 ただ、ただ、人はそれを見て楽しむために、ある人は物体を作る。 強いて言えば、それはマネーに変換されるのだろう。 わたしは、上空からそんな世界を見てみたいと思った。 普通なら色鮮やかな風船にするだろう。 しかし、わたしはあえて黒の風船を選んだ。 生きるか死ぬか・・・それが問題だ。 この風船んで世界を見て、そうして・・・・ 無事に着地できるだろうか? わたしは、それに賭けてみることにみることにした。 死か奇跡か・・・・風船で空の旅とは・・・余りにも無謀ではないか? ふっと、一年前のことを想い出した。 そうそう、黒い風船に乗ったのは一年前のことだ。 今は、まるで30年前のような風景の中にいる。 いつだって、巨大な樹木の年輪のように、創造の世界は自由自祭に 年月を移動できるんだから。 では、みなさま、いつもありがとうございます~、 明日には、良いお知らせが出来るといいなぁ~
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