カテゴリ:小説
もし人間じゃなかったら 一番なりたいのは鳥です。 二番目は樹木です。 鳥と樹木は互いを必要とします。 誰もが知っての通り。 所が3番目になりたいものは 大理石の像なのです。 白い大理石を、彫刻家が掘って削って撫で 形をなしてゆき一つのフォルムを作る頃 私の身体に生命が宿り、私は脈を打ち始めるのです。 彫刻家の汗が私に魂を吹き込み 形は動かないのに、観るものの意識を動かせる、 そんな美を、彫刻家は私を削るたび宿らせてくれます。 私は私を作った彫刻家が死んでも 時を越えて何世紀の時代を生き続けるのですから。 (2008年2月17日の即興小説・・・パリに行った時の写真) あくまでも、即興小説なので・・・今は・・・多分、別の物になりたいかな? *** いよいよ寒くなりましたね・・・ 冬到来ですね・・・ 今、日本語版に向けて、編集作業をしているところです。 もともと日本語の原稿は一番先にあったのですが、見直ししているのです。 見直すと・・案外いろいろと気になってきて・・本分の中にイラストを 入れた方が良いかしら? とか・・・表紙も少し変えようかしら? とか・・ 一昨日、すこし値段を上げました。 日本版は、もうしばらくお待ちくださいね・・・。 それでは、風邪にはくれぐれも皆さまお気を付けてくださいね~ キンドルストアの「花村」が消されているのが気になります・・・。
けれど、花村実葉で検索で出てきます~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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